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文書館だより 第9号 平成29年3月1日

磐田市歴史文書館

磐田市歴史文書館は、県内唯一の公文書館法に基づく公文書館です。歴史公文書や地域の先人たちが残した文書等を集め、整理して将来に引き継ぐ仕事をしています。

文書館の資料(文書等)は、磐田市の財産です

当館では、市内の資料を中心に約20万件の資料を所蔵しています。内訳は、下記のグラフのとおりです。

所蔵資料内訳(28年12月末現在)

行政機関で作成した公文書は、処務規程に基づき関係部署で一定期間保存された後、文書作成課で1次選別を行い、歴史文書館に引き継がれます。その中から歴史的に価値のある文書(重要な政策の意思決定に関わる記録等)と、現在及び将来の市民への説明責任を果たす上で必要と考えられる文書等を歴史文書館で2次選別し、保存していきます。
地域史料は、各家や自治会等から寄贈された古文書等のことで、作成された当時の地域の様子がわかり、歴史的事実や教訓等を学ぶことができます。また、写真も当時の様子を目で確認することができる貴重な資料です。

旧家や蔵の改築・取り壊しを知ったら・・・

自宅やご近所で、古い家や蔵を取り壊すなどの情報がありませんか。古い家等には、磐田市に関する「地元ならでは」の古文書等、貴重な資料が残っているかもしれません。そんなときには、歴史文書館まで連絡をお願いします。
また、屏風(びょうぶ)や襖(ふすま)の下貼(したば)りに古文書が使われていることもあります。これらには、記録が残されていることもあり、大切な歴史資料となります。文書館ではそれらの資料も整理のうえ目録を作成するなど、活用を図っていきます。

歴史文書館は、どなたでも利用できます。ただし、個人のプライバシーに関する資料など、規定によって閲覧できない資料もあります。

第17回企画展 「光明電鉄の消長 ~大正期前後の地域開発構想~」

歴史文書館 7月4日~8月26日 735人
中央図書館 9月3日~9月11日 526人

光明電鉄は、北遠の木材や鉱石等を輸送しようという計画でしたが、資金の不足や折からの経済不況の影響で、短期間のうちに挫折していきました。その経緯をたどる企画展には、鉄道ファン、中でも市外・県外からの来館者が目立ちました。また、設立に関わった関係者のご子孫、電車を利用した経験のあるお年寄りなど多くの方が訪れました。

歴史学習会 「対談 ~光明電鉄の魅力~」

歴史学習会「対談 ~光明電鉄の魅力~」

10年ほど前、『光明電気鉄道―廃線跡を訪ねて―』を刊行した磐田西高社会部の、当時の顧問の喜多啓之さんと部長の酒井庸佑さんが、当時を振り返りながら映像を交えてお話しいただきました。(8月6日 参加者105人)

第18回企画展 「水運の拠点から織物の町へ ~福田町繁栄の歴史をたどる~」

福田中央交流センター 11月26日~12月18日 221人
歴史文書館 1月10日~ 2月28日 169人(1月末現在)

福田町史編さん事業の中で明らかにされた福田の歴史を、水運と織物に絞ってわかりやすく展示しました。織物の歴史では、別珍の製法を開発した寺田市十から、最新のコーデュロイの作品までを紹介し、昭和初期の福田の中心部を再現したジオラマには、昔を懐かしむ地元の人たちの関心が集まりました。

※平成29年4月15日から4月23日まで(月曜日休館)、中央図書館でも開催予定です。

歴史学習会 「未来につなぐ匠(たくみ)の技」

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福田の別珍コールテンの剪毛(せんもう)技術を受け継ぎ、新たな作品を生み出している星野秀次郎さんに、別珍コールテンの製法等、映像を交えてお話しいただきました。(1月21日 参加者55人)

平常展 「明治~大正 郡役所の公文書」

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襖の下貼りから偶然見つかった磐田郡役所の文書3点のほか、旧町村役場に宛てられた郡役所文書を展示し、かつて行政組織としてて機能した「磐田郡」についても紹介しました。

次年度企画展の予定
第19回企画展は、「見付宿」について7月初旬から、第20回企画展は、「磐田の俳諧」に関する内容で、来年1月から開催予定です。

レファレンス 学術研究などに貢献

利用者数 市内172人/市外91人(1月末現在)

レファレンス

専門的な歴史研究、地域や家の歴史等を調べるため、当館で所蔵している資料を活用することができます。
専門的な研究では、6月から7月にかけて、二人の大学の先生が、数日間にわたる調査を実施されました。一人は、富岡村※1で農村の近代化に尽くした鈴木浦八が実施した耕地整理に関わる研究のため、加茂西村※1の「土地台帳」を調査されました。もう一人は、明治30年代の教員の教育活動を研究され、静岡大学から返還された「井通(いどおり)学校※2文書」の職員会議の記録等を調査されました。この研究は、今春にも著書が出版されると聞いています。
また、昨年度当館で旗本陣屋について調査された方が、その成果を昨秋出版し、寄贈されるなど、その他にも、様々に活用されています。

※1・・・現在の豊田地区  ※2・・・現在の豊田南小学校

★当館の資料を活用して出版、発表され寄贈された著作物は、当館の資料として、図書室で閲覧することができます。

古文書ボランティア 学びながら業務に協力

古文書ボランティア

平成28年4月から、古文書ボランティアの活動が始まりました。平成27年度まで開催していた古文書講座受講者のみなさんにお声かけしたところ、19人の方が手を挙げてくださいました。内容は文書館で整理中の文書の解読です。5班に分かれ、班員相互で意見を出し合い、また事務局も加わり、共に学びながら活動しています。月2回、午前中の2時間程度の活動で、1月末までに18回実施していますが、出席率は94%でした。解読経験は様々なようで、最初は不安もあったようですが、今では和気あいあいの活気あふれる活動をされています。

資料紹介 江戸の旗本屋敷へ鯛を献上

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右の古文書は、嘉永3年(1850)に、小山陣屋(現在の袋井市小山にあった旗本花房(はなふさ)氏の役所)から江戸麻布六本木の花房志摩(しま)守の家臣に宛てて出された送り状です。内容は、蔵米50俵と献上鯛25枚を、福田湊の伊右衛門の船で送ったので受取ってほしいというものです。
年貢米を出したのは西ヶ崎村で、太田川下流左岸にあり、現在の福田地区豊浜の北隣の村です。元禄10年(1697)からは花房氏の領地となっていました。また、鯛25枚を献上した湊村も、豊浜のすぐ東隣で、ここも花房氏の領地でした。陣屋のあった小山とは太田川で結ばれています。
太田川や原野谷川、仿僧川などが集まる福田湊は、流域からの産物を廻船によって江戸まで運んでいました。廻船問屋伊右衛門の後裔は、今も福田地区に住まわれています。

竜洋支所(磐田市歴史文書館)地図

発行:磐田市教育委員会教育部 文化財課
磐田市歴史文書館
住所:〒438-0292 磐田市岡729-1
電話:0538(66)9112 FAX:0538(66)9722
Mail:chiikishi@city.iwata.lg.jp
休館日:土日・祝日・年末年始
開館時間:9時~17時



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