主な出火原因と対策

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ページ番号 1004567  更新日 2022年3月8日

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主な出火原因と対策

放火、放火の疑い

イラスト:放火、放火の疑い

放火のほとんどが、夕方から夜間の周囲が暗く見通しの利きにくい時間帯、場所で発生します。

「放火されない環境づくり」が大切です。

  1. 建物の周りには燃えやすいものを置かない。
    古紙、ダンボールなどを邪魔だからといって不用意に屋外に出しておくと、格好の火を付ける的となります。
  2. 夜間、建物の周囲の照明を点灯して周りを明るくしておこう。
    暗く周囲から見えにくい場所は格好の放火場所になります。建物周辺を明るくすることで周囲からの監視の目が届くようになります。
  3. 門扉、倉庫、車庫などには鍵をかける。
    門扉などはしっかり施錠し、不審者が容易に進入できないようにしましょう。
  4. 車、バイクのカバーは燃えにくい素材のものを使いましょう。
    車やバイクのカバーは難燃物品を使用しましょう。難燃物品は通常のカバーと比べ燃えにくいつくりとなっており、延焼を抑えることができます。
  5. ゴミは収集日の朝に指定された場所に出しましょう。
    ゴミを前日の夜間から出しておくと格好の火を付ける的となります。

たき火

イラスト:たき火に水をかけている女性

風の強い日に枯草やゴミなどをドラム缶や田畑などで焼却していて目の前で火の粉が飛び延焼してしまい踏み消そうとしたが間に合わず拡大して火災になってしまった。
焼却現場から一時的に離れて戻ってみたら火が周囲に燃え移り拡大して火災になってしまった。
このような事例が磐田市で年間平均25件発生しています。

「ゴミは燃やさない。」の意識が大切です。

  • 家庭で出たゴミはゴミの日に出すか、ゴミ処理場に搬入しましょう。
  • 焼却行為は風の強い日はやめましょう。
  • 焼却行為をしている最中は「現場を離れる」、「目を離す」などの行動は絶対にしてはいけません。
  • 焼却行為を行う時は消火器具を用意しましょう。(消火器、水道ホースなど)

たばこ

イラスト:灰皿の山盛りの吸殻から出火

灰皿を吸殻で山盛りにして使用していると消したつもりの吸殻に火種が残っていて山盛りの吸殻に延焼し、高温になるとガラス製などの灰皿は割れてしまう危険があります。
そこから可燃物に着火し延焼拡大し火災となります。他にも「寝たばこ」、「消したつもりの吸殻をゴミ箱に捨てる」などで火災となっています。

「たばこの吸殻は溜め置かない。」

  • 「寝たばこ」はしない。
  • 灰皿に水を張るなどの消火対策をし、吸殻はこまめに捨てましょう。
  • 吸殻を捨てるときは水に濡らす、水をかけるなど、確実に消火してから捨てましょう。
  • 燃えやすい物がある場所では喫煙しない。
  • 布団などに火種が落ちたら気をつけましょう。
    布団などに火種が落ちて慌てて踏み消す、手で払うなどの消火行為をして消えたと思っていると数時間後に再出火することがあります。布団の中で火種が燻っているためです。
    布団などに火種が落ちたりして火が付いてしまったら面倒くさがらずに風呂などに水を張り、しばらく浸しておくと安心です。

コンロ

イラスト:鍋から出火に気づかす電話している女性

天ぷらなどの揚げ物を調理する時は、その場を離れない。電話がかかってきたり、来客が来てどうしても台所から離れるときはコンロの火を一時止めましょう。そのまま放置していると油の発火点まで温度が上昇し油に火がつき火災となります。
最近では「立消え防止装置付きコンロ」に加え「加熱防止装置付きコンロ」など多彩な安全装置、機能が備わったコンロが販売されていますが、調理中はその場を離れる行為は絶対にやめましょう。

「火を使っている時はその場を離れない。」

火遊び

イラスト:ライターで火遊びをするこどもたち

こどもは好奇心旺盛です、マッチやライターなどをこどもの目に付く所に放置していると火遊びをして火災になります。

  • こどもの手の届く所、目の届く所にマッチやライターなどを置かない。
  • こどもには火の怖さを十分に教育しましょう。

「こどもの手の届く所に火が点く道具を置かない。」

情報発信元

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