教育施策情報

磐田市費負担教員”ふるさと先生”制度

 磐田市では、平成17年度から磐田市単独事業として、市費負担教員「ふるさと先生」を任用し、35人学級を実施しています。このことにより、一人一人の学力や心の状態をしっかりと把握し、個の実態に応じた目標や指導計画を立て、きめ細やかな指導をしていきます。

ふるさと先生」という名前に込められた思いは?  子どもの心に「ふるさと磐田」を定着させることで、磐田市のこれからを真剣に考えてくれる人が増えること、また磐田市から離れていても「いつかは戻ろう」と考える基礎を心に刻み付けるような教育をしていきたいという願いが「ふるさと先生」という名前には込められています。
「ふるさと先生」制度を導入したのは何のため?  国が定める一学級あたりの定数は40人であるが,これを35人にすることで,児童・生徒への担任1人による指導がよりきめ細かく行うことができます。こうしたことにより,児童生徒の学力向上や豊かな心の育成を図ります。
「ふるさと先生」制度により期待される効果って? ○児童・生徒の日々の活躍,発言の場が増え,より充実した個の能力育成に効果がある。

○児童・生徒同士の心の交流がより密になり,健全な人間関係を築くことができる。

○学級担任による「日記指導」「相談」等の時間が増え,教師と子どもたちとの心のふれあいがより深まる。

以上のような効果が期待されます。

平成20年度は?  平成20年度は、小学校1年から4年、中学校は全学年(中1は原則、県措置)で35人学級を実施しています。そのため、38名のふるさと先生を任用し、小学校16校に25人、中学校9校に13人を配属しています。

平成20年度の取組

11月4日(火) ふるさと先生授業研修会 授業研究を通して、学習指導技術向上の研修を実施。
8月8日(金) ふるさと先生研修会2 教育長講話、教員の勤務・服務、生徒指導についての研修を実施。
6月23日(月) ふるさと先生研修会1 特別活動・学習指導についての研修を実施。
4月8日(水) 平成20年度 市費負担教員辞令伝達式 市費負担教員(ふるさと先生)の辞令伝達式を磐田市豊田支所にて実施。

35人学級「ふるさと先生」制度に関する意識調査

 本市では、生活集団としての「学級」集団を35人学級と少人数化することにより、教師が子ども一人ひとりに対してきめ細かな指導を行うことで、確かな学びの力豊かな心を持つ子の育成を図ろうとしています。
 本制度の充実により、学習面におけるねらいの達成だけではなく、教師と子ども同士の温かい人間関係が深まることにより、生活面(豊かな心の育成等)におけるねらいを達成できるものと考えているものです。
 その効果を検証するための1つとして、今年度も、保護者・学級担任・校長に意識調査を行いました。その結果がまとまりましたので公表いたします。

 調査結果からは35人学級を全学年に広めてほしいと本制度に対して良い意見が多いです。これまでの成果として、算数の進級チャレンジテストの結果等にも見られるところですが、今後、さらに本制度を授業改善の絶好の機会と捉え、教員の資質向上や授業改善を目的とした研修の実施など、様々な方策を検討していきます。

「ふるさと先生」措置校校長(20人) 結果概要
○どの校長も、ふるさと先生制度を全学年に広めたいと強く考えている。
○35人学級で生じた効果や利点として、「つまずいている子どもに手を掛けるゆとりができた」「ノート点検、作品などの評価を丁寧にできる」「子ども理解が十分にできる」などが挙げられている。
○今後の課題としては、優秀な人材の確保、待遇面の改善などが挙げられている。
結果表
ふるさと先生の貢献度など
35人学級で生じた効果や利点
小学校1年生から4年生の学級担任(311人) 結果概要
○小学校担任のほぼ全員が35人編制を望んでおり、他学年に広めたいと考えている。
○少人数学級の指導における成果について、「健康状態の把握がしやすい」「授業中、多くの児童に直接言葉を掛けることができる」「活動スペースが確保でき、児童が活動しやすい」「一人一人が学級の中で活躍できる機会が多くなった」と考える教職員が多い。
○全体的に「学習面」より「生活面」での効果を大いにあると感じている。
結果表
40人と35人の編制とどちらが良いか。
・少人数学級指導の成果
(全学年小1担任小2担任小3担任小4担任
中学校1年生から3年生の学級担任(148人) 結果概要
○中学校担任のほぼ全員が35人編制を望んでおり、他学年に広めたいと考えている。
○少人数学級の指導における成果について、「担任の目が行き届き、生徒の実態を把握しやすい」「活動スペースが確保でき、児童が活用しやすい」「授業中、多くの児童生徒に直接言葉を掛けることができる」「安全管理がしやすい」と考える教職員が多い。
結果表
40人と35人の編制とどちらが良いか。
・少人数学級指導の成果
(全学年中2担任中3担任
小学校1年生から4年生の保護者(4695人) 結果概要
○ふるさと先生の周知度は年々向上している。
○多くの保護者が、35人編制を望んでおり、この制度を全学年に広めてほしいと望んでいる。
○子どもの様子について「学校が楽しいと子どもが言っている」「先生が一人一人にきめ細かな指導をしている」を選択する保護者が多い。
結果表
ふるさと先生の周知度など
お子さんの様子について
中学校2年生から3年生の保護者(2411人) 結果概要
○ふるさと先生の周知度は年々向上している。
○多くの保護者が、35人編制を望んでおり、この制度を全学年に広めてほしいと望んでいる。
○子どもの様子について「子どもの生活が落ち着いている」「学校が楽しいと子どもが言っている」を選択する保護者が多い。
結果表
ふるさと先生の周知度など
お子さんの様子について