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平成21年10月20日(火) 定例園長会

 10月園長会における教育長の指示・指導事項(概要)を掲載します。台風や新型インフルエンザへの対応、食育・地産地消についてお話しました。

はじめに
 大変過ごしやすい季節となってきました。秋の祭りもほぼ終わり、これからは、少しずつ寒さが増していくというところです。柿の色もきれいに色づき、幼稚園を取り巻く自然の色も変わってきました。幼稚園では、子ども達が、自分の思いを一杯にして、遊びを楽しんでいて大変嬉しく思います。園児の皆さんが、安心して楽しく遊ぶことができるのも、その仕掛け人の、幼稚園の園長先生をはじめ、先生方の日ごろの努力であると思います。各園の先生方のその工夫と根気と、先生方自身が楽しむ心が、子ども達の心を大きく膨らませ、園児の皆さんが、「ああしてみたい。」「こうしてみたい。」と思い、力強く行動することに繋がっていくのだと思います。
 秋の遠足で、これからSLに乗ったり、モザイカルチャーに行ったりとの計画もあるようで楽しそうだなと思います。
 これからも、一層の子ども達への指導・支援をお願いいたします。

1 台風への対応について
 10月8日の18号台風への対応については、休園措置を早い段階でとらせてもらいました。それは、今回の台風が極めて大きな台風であったこと、台風の進路の方向及び磐田市接近日時がほぼ定まっていたことから決定しました。いつもこのようにしていくわけではありません。通常台風の時には教育委員会から通知で出されている方法での決定となります。今回は、これまでになく大型の台風とのことで、文部科学省からも注意喚起の通知が来たところです。
 被害としては、小中学校も含め、倒木、停電、雨漏り等がありましたが、大きな被害とはなりませんでした。園児皆さんの怪我等についても報告はなく無事であったとほっとしたところです。

2 新型インフルエンザ対応について
 各地区において祭典があり、多くの人が賑わったところですが、新型インフルエンザが広がっていく場にもなったように感じます。現在小学校、中学校、高等学校での発症者が出ていて、学級閉鎖、学年閉鎖が行われています。幼稚園の学級閉鎖は、今日現在1園との報告を受けています。
 祭典明けの月曜日・火曜日は、園児の皆さんの健康状態の把握に努め、適切な対応をとるようお願いいたします。併せて、小学校とも連絡を密にとって学校の発症の様子についても把握しておいて欲しいと思います。
 対応策としては、手洗い、うがいは何によりも勝る対策だと思います。今後とも地道な対応になりますが宜しくお願いいたします。また、不用意に人混みの中には出ていかないことも大切であると感じます。
 新型インフルエンザのワクチン接種が、これから進められていきます。これからも情報収集に努めていきたいと考えます。

3 勤務時間、7時間45分について
 公務員の勤務時間が1日7時間45分となり、既に10月1日からは、小中学校の事務職員・学校栄養士の方々は、勤務終了時刻を16時30分としています。22年1月1日からは、市職員の正規職員の皆さんがスタートとなる予定です。市の職員の皆さんは、昼の休憩時間を45分間から1時間に変えることで対応するように聞いていますが、市職員で学校・幼稚園に勤務する皆さんについては、現在検討しているところです。さらに、22年4月1日からは、学校勤務の教員も含まれ全員に7時間45分勤務時間がスタートすることになります。この時には、新たに同じ勤務時間帯での出発となる予定ですが、ただ今検討中であります。
 さて、勤務時間に関する勧告のポイントは既にご承知のことと思います。民間が公務員より1日15分程度短く、週にして1時間15分短い水準で安定していることから、勤務時間の見直し勧告が出されたこと、行政サービス上は、これを維持することかつ行政コストの増加を招かないことが基本で、公務能率を一層向上させることに努めること、勤務時間の短縮は、仕事と生活の調和にも寄与すること。これら3つは、学校に勤務する人たちも同様であります。幼稚園も含めて、学校教職員の場合、役所のように休憩時間を45分から1時間へと延ばすことでの対応は、現状では現実的ではなく、勤務開始時刻を8時15分からにするか、終業時刻を16時30分にすることが考えられます。いろいろな考え方があり、現在検討中であります。
 1日15分減るということは、幼稚園においては、昼休みを延ばすという対応が難しい以上、何かを削ることも視野に入れて検討しなければならないと思います。
幼稚園での1番は、まず安全・安心であります。その次は、幼稚園の使命としての様々な遊びです。もちろん給食も大切なものです。そうしていって、自分たちの研修や会合まで優先順位を付けていって、なくすもの、減らすものを探していくことが肝要と思います。変えることは、精力がいります。知恵がいります。抵抗があります。週5日制の導入の時も大変だったと考えますが、今回も幼稚園内外で話し合いを深めていってほしいと考えます。

4 「食育」・「地産地消」について(農業体験)
 議会でも、いろいろな人から、よく発言される言葉であります。自分たちが食する米・野菜・肉等について、もっと子ども達が知る方が、これからの日本の食生活について考え、何をすべきかなどを、子ども達なりに考えることができるのではないかと考えます。
幼稚園では、農業体験、収穫体験をどこの園でも行ってくださっていて、大変ありがたく思っています。自分が収穫した野菜ですと、意外に食べてみる気持ちにもなるのが園児の皆さんの良いところだと思います。今後も幼稚園の子ども達の農業体験を続けていって欲しいと思います。

5 幼稚園訪問について
 磐田市教育委員会の幼稚園訪問が現在行われています。子ども達は、自分の思いを一杯持ちながら、遊びに夢中です。先ほども申し上げましたとおり、その仕掛けは、もちろん先生方ですが、どの園も見事であると感心します。これからも、お忙しいところを訪問させていただきますが宜しくお願いいたします。これは、先日訪問させていただきました、幼稚園のお祭りのお店で、園児からもらいました綿菓子と宝石です。雰囲気が出ているなあと思いました。こういうものが、一杯並べてあったので、ダイヤモンドくださいといいましたら、店長さんが、ダイヤモンドはありません、これは宝石ですと言ってくれましたので、宝石をくださいと言い直しましたら、1つくれました。貴重な宝石です。本当に、店長さんになりきって、一生懸命でした。ほんの一例で、まだまだ訪問の折には、「おおっ」と驚く、子どもならではのことがあります。とても楽しいです。
 地域のおばあちゃんや、おじいちゃん、親戚のおじいちゃん、おばあちゃんが、幼稚園に見える時もあると思いますが、この子ども達に、パワーをもらうだろうなと思いました。

6 来年度の予算について
 先日は、予算が減った事による幼稚園の対応等に関する調査にご協力いただきありがとうございました。現状、そして幼稚園の努力、今後の見通し等お知らせいただきました。また、教育委員会からも電話等で問い合わせをさせていただくなどありがとうございました。市長へも現状把握をしてもらうために、状況を報告したところであります。
今年度は、昨年度末からの園独自の対策等で乗り切る予定でいるように伺っています。しかし、今年度末は幼稚園に、来年度のために消耗品を多少買い置きしておくなどの余力はなく、来年度は相当厳しいなと考えています。
 市の税収が大変厳しい中、つまり、企業からの税収の激減に併せて、個人税収についても大幅に落ちてきている状況では、次年度の幼稚園の各種予算をどのように組むことができるか、正直心配しているところです。そうは申しましても、子ども達の教育に支障をきたさないよう教育委員会としましては、できる限り努力していきたいと考えています。どうぞご理解を願いたいと存じます。

おわりに
 園長先生方には、幼稚園の子ども達はもちろんのこと、職場で働く皆さんの健康管理、保護者の皆さんからの相談等、毎日本当に忙しい日々をお過ごしのことと推察致します。
 昨日ですが、市役所で部課長会があり、そこで、市長から、幼稚園へ訪問して、皆さんが働いている姿を見ての感想を述べられ、「皆さん本当に一生懸命仕事をされています。忙しいのがよく分かりました。何とかしてあげたいと思いました。」と話してくださいました。聞いていて、本当にありがたく思いました。財政が厳しい折ですからどうなるかは分かりませんが、皆さん方の仕事に理解を示していただいたことは確かであります。
 これからも一層、各幼稚園の教育に力を注ぎ、各園の教育目標を目指して頑張っていただきたいと思います。


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