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無形民俗文化財

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磐田市所在の無形民俗文化財について紹介します。

磐田市所在の無形民俗文化財

名称 所在地 所有者
八王子神社米とぎまつり 下太 八王子神社氏子
中野白山神社十日祭(お箱) 豊浜中野 白山神社氏子
中野白山神社例祭(白酒) 豊浜中野 白山神社氏子
氏神様の年始回り 豊浜 三嶋神社禰宜番
賀茂神社特殊神饌 加茂 賀茂神社氏子
池田やかた祭り 池田 池田やかた祭り保存会
大めし祭り 富里 諏訪神社氏子
加茂大念仏 加茂 加茂大念仏保存会

八王子神社米とぎまつり [市指定文化財]

毎年1月の第2日曜日に下太の八王子神社で行われる祭事です。祭典の由来は、江戸時代の元禄年間(1688~1703年)に周辺の村々に流行病(はやりやまい)が蔓延したため、その退散・疫病除けを願ってはじめられたといわれています。
午前10時半頃、当番が鐘を鳴らしながら地区内を一周すると、まつりに参加する男たちが会所に集まってきます。正午頃、ふんどし一つになった裸衆は、モチ米の入った釜やザル、マンパチなどをかついで今之浦川に向かい、小舟に乗って川の水で米をとぎます。この米でオコワ飯を炊き、神前に供えた後、地区みんなで食べて1年間の無病息災を祈ります。

今ノ浦川で米をとぐ風景
今ノ浦川で米をとぐ風景

八王子神社米とぎまつり記録映像

「八王子神社米とぎまつり」の記録映像を作成しました。ダイジェスト版はこちらから視聴可能です。

「八王子神社米とぎまつり」(3:18)

※動画は、外部サイト(YouTube)へリンクします。

中野白山神社十日祭(お箱) [市指定文化財]

毎年1月の第2日曜日に中野白山神社で行われる祭事で、約600年前から伝わるとされています。以前は正月の10日に行われていたことから十日祭と呼ばれます。
祭りは、盛松とよばれる地区内から選ばれた未婚の男性3人を中心に行われます。地区盛松は海水で身を清め、白山神社の代理(生き神様)となって地区内を巡ります。このとき、最年長者が白山神社の社宝として伝わる絹本着色釈迦十六善神画像(県指定文化財)を、その次の者が大般若経文の版木を、一番若い者が災難厄除けの午王宝印の版木を納めた3つの箱を捧げ、右回りに地区内の組長宅を回ります。班長宅に集まった氏子一人一人の頭に、盛松それぞれがこの箱をかざして無病息災を祈ります。この祭りは盛松が箱を持つことから、お箱とも呼ばれています。

お箱を参拝者の頭にかざす風景
お箱を参拝者の頭にかざす風景

中野白山神社例祭(白酒) [市指定文化財]

毎年10月の第1日曜日に中野白山神社で行われる例祭です。その年に収穫した新米から白酒を造り神様に献上することから、「どぶろく祭り」とも呼ばれています。祭りの起源は、昔から白酒を氏神に供え村の安全を願っていましたが、ある年これを取りやめたら、その年に疫病が流行したことから、それ以来疫病退散を願って白酒を造って神前に供えるようになったといわれています。
白酒は、地区内から選ばれた3人の杜氏が、例祭の1ヶ月ほど前から酒造所で仕込みます。

酒造所でどぶろくを仕込む風景
酒造所でどぶろくを仕込む風景

氏神様の年始回り [市指定文化財]

毎年1月13日に三嶋神社で行われる祭事です。地区内から選ばれた禰宜が、案内人(副禰宜)と共に御神体と称する御幣をかざして地区内の班長宅を回り、十六善神守護の御札を配布します。禰宜は生き神様として、神社に戻るまで一言も口をきかず、御神体を胸より高い位置に捧げて回ります。以前は、地区内1軒1軒を回っていましたが、現在は班長宅を回り、班長宅に集まった各戸の代表者の礼拝を受けます。

班長宅に回ってきた神様に礼拝をする風景
班長宅に回ってきた神様に礼拝をする風景

賀茂神社特殊神饌 [市指定文化財]

賀茂神社は京都の賀茂神社から勧請されたと伝えられます。10月の秋祭りの際に、神様に供えられる神饌と調理する作法は、京都の上賀茂神社・下鴨神社に伝わる古い様式を残しています。神饌物の調理は、氏子総代によって調理されます。
8品を並べた献供台を3膳整え、ハナゴモリとよばれる糀と御神酒とともにお供えします。台の中央には大皿に1升分のオコワを高く盛り付け、4枚の奉書紙を折りたたんで作ったかぶとを被せます。オコワの周りには、7品の供え物を並べます。小皿に薄く切った大根の短冊を十字に敷き、その上に、ゆでた里芋、白粉餅、生鰹、焼鮎、生鮎、生エビ、ゆでた枝豆を大根の十字と同じ大きさに切って盛り付けます。

盛り付けられた神饌物の写真

池田やかた祭り [市指定文化財]

毎年8月第1日曜日(雨天の場合第3日曜日)に池田地区で行われる池田やかた祭りは、江戸時代から引き継がれる伝統行事で、祇園祭りの祭礼の1つとされています。やかた祭りは、池田渡船との関わりが深く、流れが急な天竜川は水難事故が多かったため、川供養・厄流しを祈る祭りだといわれています。
「やかた」は、麦わらと竹、カヤで組み上げた大きなみこしのようなものです。壁には各家庭の願いごとが書かれたホオズキ提灯(ちょうちん)を飾り、これを若衆が川まで運びます。その後、天竜川本流まで担ぎ入れ、そこで火を放って奉納者の願いを供養します。

やかたに火を放つ風景
やかたに火を放つ風景

大めし祭り [市指定文化財]

毎年1月初旬に匂坂西下の薬師堂で行われる行事です。大根、人参などで作った男女のシンボルの陰陽物の作り物を供え、子孫繁栄、家内安全、五穀豊穣を祈念します。
また、新しく地区に嫁いできたお嫁さんを大盛りのご飯でもてなし、地区の一員として迎えます。お祭りの御膳には、うず高く盛り上げたご飯や汁物、ケンチン(大根・人参・里芋)などが出されます。

盛り付けられた神饌物の写真

加茂大念仏 [市指定文化財]

大念仏はかつて、匂坂西、七蔵新田などでも行われていましたが、豊田地区で現在継承されているのは加茂東のみです。加茂大念仏は、毎年8月のお盆当夜初盆の家々を回ります。鉦と笛太鼓の調べによる念仏踊りや壮厳かつ哀愁を帯びた双盤(大念仏に打ち鳴らす大がね)の響きは、亡き人の霊を慰めるにふさわしいものです。遠州地方一帯では「遠州大念仏」として行われています。
毎年8月9日の大円寺(磐田市加茂)施餓鬼会の夜、加茂大念仏保存会により大念仏が奉納されます。

大念仏の様子
大念仏の様子

窓口(問い合わせ)

受付時間 午前8時30分~午後5時15分
休日 土・日曜日、国民の祝日(休日)、年末年始
窓口 磐田市教育委員会文化財課(磐田市埋蔵文化財センター内)
電話:0538-32-9699

情報発信元
磐田市教育委員会 文化財課(磐田市埋蔵文化財センター内)
電話番号:0538-32-9699

受付時間:午前8時30分~午後5時15分

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