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磐田文化財だより 第5号

ただいま中央図書館で開催中!!
新磐田市文化財展 ~ふるさとの源流をたずねて~

平成17年4月、市町村合併により新しい磐田市が誕生しました。
磐田市は古代遠江国の中心地として栄えた地域です。この展示会では旧市町村で保管してきた貴重な考古資料や写真を展示し、これらの文化財を通して、磐田のはじまりやどのような歴史を歩んできたのか、ふるさとの源流をご紹介します。

  • 写真:敷地3号銅鐸(しきじ3ごうどうたく)敷地3号銅鐸(しきじ3ごうどうたく)
  • 写真:経塚(きょうづか)古墳出土 三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)経塚(きょうづか)古墳出土
    三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)
  • 写真:CGで復元された遠江国分寺 CGで復元された遠江国分寺

中央図書館での開催後、場所を豊田図書館に移して、あわせて約2ケ月間展示を行います。8月21日には、「古代磐田からのメッセージ」と題して、向坂鋼二氏による講演会を予定しております。みなさまのお越しをお待ちしています。(詳細は次ページへ)

磐田市・福田町・竜洋町・豊田町・豊岡村が合併して、新「磐田市」が誕生しました。この地域は天竜川・太田川・遠州灘に囲まれた自然豊かな、古代遠江の中心地として栄えた地域でした。新磐田市の遺跡や考古資料を通して、「いわた」はいつはじまり、どのような歴史を歩んできたのか、ふるさとの源流をたずねる展示会です。

[みどころ] 新磐田市の歴史のながれがよくわかる!

写真:弥生時代のムラ (加茂東原I遺跡想像図)弥生時代のムラ (加茂東原I遺跡想像図)

磐田に人がすみはじめたころから、中世(鎌倉・室町時代)までの考古資料を200点ほど展示します。われわれの祖先が作り使った遺物をじっくりとご覧ください。
主な出品物
○加茂東原Ⅰ遺跡出土弥生土器群(旧豊田町) ○敷地3号銅鐸(旧豊岡村)
○堂山古墳出土埴輪(旧磐田市) ○遠江国分寺出土瓦(旧磐田市) ○遠江国府関連資料(旧磐田市)
○東大塚天竜川河床遺跡出土土器(旧竜洋町) ○元島遺跡出土資料(旧福田町)


[かいせつ] 土・日曜日は文化財課職員が随時説明!(中央図書館会場)

展示についての解説を、会場内で随時行います。展示内容についてお気軽にご質問ください。夏休みの自由研究で、地域の歴史について調べている小中学生の皆さんのご相談にも応じます!


[聞きのがせない!] 向坂鋼二さんの講演は聞きのがせません!

向坂さんは、静岡県の考古学研究の第一人者です。磐田市をはじめ県内各所で遺跡発掘調査に携わってきました。講演会では豊富な経験をもとに磐田市における考古学研究のあゆみ、近隣地域と比較しての磐田市の歴史的特長などを語っていただきます。お席に限りがありますので、お早めに会場へいらしてください。


7月30日(土)~8月28日(日)
中央図書館展示室 入場無料
・午前9時~午後6時(火~金)/午前9時~午後5時(土・日)
※ 月曜および8/26(金)休館
★ 土・日曜は文化財課職員が随時説明を行います。
◎ 行き方:遠鉄バス 磐田山東線図書館前下車

<企画展記念講演会>
古代磐田からのメッセージ ~埋もれた磐田の歴史をさぐる~
とき:8月21日(日)午後2時~4時
開場:午後1時30分
ところ:中央図書館 視聴覚ホール
講師:向坂鋼二氏(静岡県考古学会会長)
定員:先着150名(聴講無料)
申込不要です。直接会場にお越しください。
(※ 駐車は中央図書館または遠州中央農協へお願いします。)
問合わせ 文化財課 0538-32-9699

9月3日(土)~10月2日(日)
豊田図書館展示室 入場無料
・午前9時30分~午後5時
※ 月曜および9/22(木)休館
◎ 行き方:ユーバス アミューズ豊田下車

思わず人に話したくなる磐田の文化財 第4回 新豊院山古墳群編

今回は、向笠竹之内の新豊院山(しんぽういんやま)古墳群を紹介します。方形台状墓1基(3号墓)と前方後円墳2基(1・2号墳)等が分布するこの古墳群は、昭和62年7月に国史跡として指定されました。

磐田原台地の東縁?

写真:古墳群を目指す職員:気分は探検隊です古墳群を目指す職員:気分は探検隊です

この古墳群は、磐田原台地東縁の標高70m前後の尾根の先端部に位置していました。しかし、西側が土砂採取作業などによって大きく削りとられたため、現在は独立した丘陵の上にあるように見えます。
そのため、現地を訪れるのは一苦労で、それなりの覚悟と準備が必要です。


移り変わりが一目瞭然

写真:位置図:東側を流れるのは敷地川です位置図:東側を流れるのは敷地川です

尾根の一番高い西端にあるのが3号墓です。周りを削って一辺12mの方形を削り出した台状墓で、3基の中で最も古く、古墳時代の初頭のものと推定されています。 次につくられたのが中央に位置する2号墳です。前方部を西に向けた全長34mの前方後円墳で、古墳時代前期につくられた県内でも最古級の古墳です。
尾根の東端に位置しているのが1号墳です。この古墳は、前方部を東へ向けた全長33mの前方後円墳で、2号墳と同じ古墳時代前期につくられたと推測されています。
この尾根からは、弥生時代の土坑墓(たて穴を掘って遺体を埋葬した墓)3基や土器棺墓(土器を棺として遺体を埋葬した墓)2基も見つかっています。墓の移り変わりを一箇所で見ることができる貴重な史跡なのです。


ここからも卑弥呼の鏡!?が出土

写真:2号墳出土の三角縁四神四獣鏡:三角の断面のフチを持ち、四体の神と獣が表現されています2号墳出土の三角縁四神四獣鏡:
三角の断面のフチを持ち、
四体の神と獣が表現されています

3号墓からは土器や剣、鉄鏃(てつぞく:鉄の矢じり)などが見され、2号墳からは三角縁四神四獣鏡(さんかくぶちししんしじゅうきょう)や直刀・剣、銅鏃(どうぞく:銅の矢じり)、短刀、小型鏡などが出土しています。
三角縁神獣鏡は、銚子塚古墳(前々回紹介)からも出土した卑弥呼が魏(中国)からもらったとの説もある中央政権との強い結びつきがうかがえる銅鏡です。磐田からは5枚も出土し、当時の磐田と中央政権との深いつながりが感じられます。

墓の見本市

この他にも弥生時代から古墳時代までの様々な形式の墳墓が周辺の丘には密集しています。この地域には当時の社会とその変化をさぐる重要な手がかりが数多く残っているのです。


旧見付学校模擬授業 昔の教科書で勉強しよう

写真:昔の教科書で勉強しよう昔の教科書で勉強しよう

旧見付学校では、今年も模擬授業「昔の教科書で勉強しよう」を開催します。
8月6日(土)に国語、8月20日(土)に音楽を行います。
カスリの着物を着て、明治・大正期の授業を体験してみませんか?
・小学生が対象です
・参加費は無料です
・市内、市外は問いません
・親同伴、撮影は自由です
・低学年と中高学年クラスに分かれて行います
※ その他詳細は旧見付学校へお問い合わせください。

参加申し込み、
お問い合わせは
磐田市旧見付学校 電話&FAX 0538(32)4511
休館日:月曜日、国民の祝日の翌日、年末年始

コラム
- 文書資料の宝庫 豊田地域 -  文化財課 鈴木 昌子

写真:富岡村役場文書富岡村役場文書

豊田町史編さん室の鈴木です。これまで町史の編さん作業は、豊田町役場1階で行ってきましたが、合併にともなって明るく眺めがいい竜洋支所の3階へ移ってきました。
豊田地域には、県内でも珍しいほど多くの文書資料がまとまって残っています。江戸時代のものでは、地方文書(じかたもんじょ:村役人が扱った文書)のほか、池田が徳川家康の命を受け独占を許された天竜川渡船や、小立野の又兵衛家が一手に請負った天竜川堤防普請に関するものなど地域独特の文書があります。また近現代文書は特に多く、昭和30年の合併で閉村した富岡村役場文書のほか、国(県・村)会議員を務められたお宅には私文書も多数現存しています。
これまで、豊田町では本を9巻刊行してきましたが、今後しばらくは資料整理を続け、今年度は池田地区の資料を中心にした目録(第4集)の発行を予定しています。 ここ竜洋支所には歴史文書館も併設され、旧5市町村の公文書の整理も始まっています。まだ資料の公開は行っておりませんが、よろしかったら1度覗いて見てください。

編集後記

文化財だよりに掲載しきれない情報を、教育委員会のホームページで公開しています。発掘調査やふるさと歴史探検隊の活動の様子、催しなどを紹介していますので、ぜひご覧ください。(Y)

  

情報発信元
磐田市教育委員会 文化財課(磐田市埋蔵文化財センター内)
電話番号:0538-32-9699

受付時間:午前8時30分~午後5時15分

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