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磐田文化財だより 第32号

秋です!文化財めぐりハイキング報告

行楽の秋がやってきました。毎年この季節になると文化財課には史跡を訪ね歩くハイキングやウォーキングの講師依頼が多くなります。 今年も10月21日の日曜日に2件の文化財めぐりハイキングを行いましたのでそのようすを報告します。

その1 大藤地区ウォーキング大会

すばらしい秋晴れの下、大藤地区保健委員会が主催するウォーキング大会に文化財課職員が講師として参加しました。子どもたちを含む65名の参加者が元気に歩きました。

  • 写真:配水場の上に見たことある形が乗っています配水場の上に見たことある形が乗っています
  • 写真:長者屋敷でお昼休み。お腹すいたー!長者屋敷でお昼休み。お腹すいたー!
9:00 大藤公民館に集合

まずはラジオ体操です。ケガのないように入念に。前半はひたすら北へ向かいます。公会堂でトイレ休憩しながら、旧豊岡村境を目指します。

市指定史跡・血松塚(ちまつざか)古墳

最初の目的地・血松塚古墳に到着。約1,500年前に造られた全長48mの古墳で、埴輪(はにわ)が見つかっています。皆さん血松塚の名前に興味津々(きょうみしんしん)ですが、古墳の上に生えていた松を切ったときに血が流れ出たから、という言い伝えに由来しています。

すぐ南側にある12区の高区配水場の上には、東貝塚(ひがしかいづか)にあった堂山(どうやま)古墳から見つかった、鞆形(ともがた)埴輪のモニュメントが立っています。

12:00 県指定史跡・長者屋敷(ちょうじゃやしき)遺跡でお昼

途中で11区の秋葉灯篭(あきはとうろう)を見学。明治時代に作られたもので、道案内と防火の意味があったものです。東に曲がって、長者屋敷遺跡に着くとちょうどお昼でした。皆さん公園内の思い思いの場所にレジャーシートを敷き、お弁当をほお張っていました。

長者屋敷遺跡は土塁(どるい)の内外に2重の堀がめぐり、1,300年前の有力な豪族(ごうぞく)の館か役所の跡と考えられています。

県指定史跡・米塚(よねづか)古墳でハイ!ポーズ

写真:米塚古墳の前で記念撮影です 米塚古墳の前で記念撮影です

約1,500年前の古墳・米塚古墳に到着。すぐ近くの古墳で発見された金メッキの耳環(イヤリング)や、コハクなどの宝石でできた玉、黒曜石(こくようせき)の石器を見学。

国指定史跡・銚子塚(ちょうしづか)古墳

いよいよ最後の目的地・銚子塚古墳です。全長108mと、県内第3位の規模を持つ古墳で、「卑弥呼の鏡」と呼ばれる三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)が見つかっています。近くの古墳から発見された土器を見学し、新しくできた浄水場(じょうすいじょう)を見ながらの帰り道です。

15:00 大藤公民館

到着最後はかなり足も痛くなっていましたが、ケガもなくみんな元気で終わることができました。参加者のみなさん、そして中心スタッフとしてがんばってくださった保健委員のみなさん、本当にお疲れさまでした!

その2 郷土の文化財探索活動

磐田ユネスコ協会主催の市内向笠(むかさ)地区と御厨(みくりや)地区の古墳めぐりに文化財課職員が講師として参加しました。大型バスで移動しながら、全長約6kmを歩きました。37名の参加者の平均年齢は70歳、かなり険しい山道もありましたが元気に歩くことができました。

  • 写真:新豊院山2号墳の頂上付近です ▲新豊院山2号墳の頂上付近です
  • 写真:連城寺の住職に鏡を見せてもらいました ▲連城寺の住職に鏡を見せてもらいました
  • 写真:松林山古墳発掘の記念碑を見ました ▲松林山古墳発掘の記念碑を見ました
  • 写真:御厨堂山古墳へ向かいます ▲御厨堂山古墳へ向かいます
9:30 磐田市役所に集合

バスに乗り込み、さあ出発です。
一ノ谷(いちのたに)公園に到着

10:15 国指定史跡・新豊院山(しんぽういんやま)古墳群

ふもとにある向笠伯耆守(むかさほうきのかみ)の供養塔を見学し、いよいよ山道を登ります。ちょうどこの日、向笠自治会青年部の方々が草刈をしてくださっていたおかげで、とても歩きやすくなっていました。1号墳・2号墳・3号墓の頂上に立ち、古墳時代初期の磐田を想像してみました。

11:40 連城寺(れんじょうじ)

寺所蔵の県指定文化財・三角縁四神四獣鏡(さんかくぶちししんしじゅうきょう)を見せていただきました。住職から寺の歴史、裏山の古墳のこと、鏡についてなどの詳しい解説を聞いてから、鏡の箱を一人ずつ手に取らせてもらい、間近でじっくり見学しました。

兎山(うさぎやま)遊園で昼食

楽しみにしていたお弁当です。青空の下で食べるおにぎりは格別のおいしさです。

13:00 国指定史跡御厨(みくりや)古墳群

松林山(しょうりんざん)古墳・高根山(たかねやま)古墳・御厨堂山(みくりどうやま)古墳の3基を見学しました。松林山古墳では、昭和6年の発掘調査を子どものころに見たという参加者の方から、当時のようすを語ってもらいました。みなさん、熱心に耳を傾けていました。途中、鎌田神明宮(かまたしんめいぐう)の祭典が行なわれており、各町の屋台が練っているところを偶然にも見ることができました。

15:00 市役所に到着

参加者の方からは『磐田にこれほど立派な古墳が多くあるとは知りませんでした』とか、『個人ではなかなかいくことができないところを案内してもらってよかった』などの感想がありました。 大勢の方にユネスコの活動を知ってもらいたいと、この内容を企画した事務局の方々は、『大成功でした』と喜んでいました。


内容・時間などは相談に応じます。お気軽にお申し込みください。
申し込み先 磐田市教育委員会文化財課
電話:0538-32-9699 E-mail:bunkazai@city.iwata.lg.jp

旧赤松家企画展

第三回 見付天神社所蔵 伊藤虎三郎氏奉納書画展

日時 平成19年11月3日(金)~11月25日(日)
午前9時~午後4時30分(月曜日、祝日の翌日は休館)
場所 磐田市旧赤松家 北土蔵1階 米蔵ギャラリー
協力 矢奈比売神社及び見付天神裸祭保存会

写真:伊藤虎三郎(とらさぶろう) ▲伊藤虎三郎

昨年に引き続き、明治時代に見付町只来坂(ただらいざか)(現・加茂川通り)の表具師(ひょうぐし)、伊藤虎三郎(とらさぶろう)が見付天神社(矢奈比売(やなひめ)神社)に奉納した書画(磐田市指定文化財)を展示いたします。

奉納された書画は、明治、大正時代に活躍した政治家、官吏、書家、画家、漢詩人、医師、学者、僧侶など、各界著名人の作品で、それが一堂に集められており、全国的にも類をみないものです。

今回、第三回として展示する書画は、日下部鳴鶴(くさかべめいかく)、岡田良一郎(おかだりょういちろう)などを含む、全体150幅のうち14点を選び展示します。

コラム「見付宿いこい茶屋」~NTN(株)様から寄贈を受けて~ 管理係長 矢部宏明

見付宿場通りに、新たなスポットとして「見付宿いこい茶屋」が完成いたしました。
これは、9月7日にNTN(株)様から寄贈を受け、市の財産となったものです。寄贈を受けました物件の紹介をさせていただきますと、「見付宿いこい茶屋」「あずまや」「板塀」の3点です。この寄贈はNTN(株)様の創業88周年を記念して地域貢献の一環としてのもので、市が整備を進めていました「見付宿いこいの広場」内に建築されました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

寄贈いただきました茶屋につきましては、関係の方々と協力して、観光案内やイベント開催の拠点となるよう良好な運営をしていきます。

お出かけの際は是非お立ち寄りください。

  • 写真:寄贈記念式典
  • 写真:いこい茶屋

編集後記

このごろ急に朝晩冷えるようになり、体調を崩している方が多いようです。日中の暖かい時間帯を選んで、健康のために外に出て散歩してみてはいかがですか?昼休みに、屋外でランチするのもいいですね。ただし暖かい格好ででかけましょう。

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