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磐田文化財だより 第47号

文化財課 冬の企画展 いわたのものづくり

文化財課 冬の企画展
いわたのものづくり
木のあるくらし

展示期間 平成21年1月31日(土)~2月15日(日) AM9:30~PM5:30
展示場所 磐田市立豊田図書館 1階 展示室
期間中の休館日 月曜日
問合わせ 文化財課(埋蔵文化財センター)電話:0538-32-9699

2月15日(日)まで、豊田図書館1階展示室で、冬の企画展を行っています。今回は、文化財課で所蔵している遺跡から見つかった古代の道具や、最近まで使われていた道具など、木の道具や製品、それらを加工するための道具を紹介します。

いわたのものづくりに関わってきた道具や製品などの展示を通して、昔の人たちの暮らしぶりや、産業による発展の様子を想像してみてください。皆様のお越しをお待ちしています。

初公開!こんな展示をしています!

国内最古級の大工道具

写真:国内最古級の大工道具 国内最古級の大工道具

平成16年に発掘調査を行った御殿・二之宮遺跡から、鎌倉時代(12世紀末~13世紀初め)の建築道具(鉄製品)が出土しました。建築工具がまとまって出土する例は全国でも数例しかなく、国内でも最古級であることが最近わかりました。初めて展示する資料的価値の高いものです。

菓子木型

写真:菓子木型(タイ)大黒屋さんより借用 菓子木型(タイ)大黒屋さんより借用

磐田市で、ハクセッコ(ハクセッコウ)と呼ばれている落雁(らくがん)の木型には、彫刻師の銘(名前)が刻まれているものがあります。今回展示している木型にも、名前が彫られているものがあります。丁寧に彫られた木型からは、職人の仕事が感じられます。

商家再現

写真:階段箪笥 階段箪笥

地域の方々から寄贈していただいた帳場格子(ちょうばこうし)や帳場机、階段箪笥(かいだんだんす)などで、今では見ることのなくなった商家の雰囲気を再現しています。

菓子木型

写真:煙草包装紙(金時印) 煙草包装紙(金時印)

見付(西坂町)にあった栗田煙草合資(くりたたばこごうし)会社は、明治時代には煙草の国内トップクラスのメーカーでした。今回の企画展では、昨年栗田家よりご寄贈いただいた、刻みたばこの葉を収納する美しい絵柄の包装紙や煙草包装紙の版木など、一部を初めて展示します。

みんなに話したい「わたしの好きな文化財」(9)

~旧見付学校~

今回は神谷がお送りします。旧見付学校は、私が市役所の職員になったばかりのころ配属された思い出深い施設です。見付の本通りから少し奥に入ったとても雰囲気のある場所です。

5階の校舎

旧見付学校(国指定文化財)は、日本最古の木造擬洋風(ぎようふう)小学校校舎として知られています。明治8年(1875)の建築ですので、今年で135年目になります。途中いろいろと改築や修復をしていますが、現在も建築当初と同じ場所に立っており、地元の人たちに見付の5階の校舎として大変親しまれています。

お勧めです

まだ行ったことのない人にぜひお勧めなのが、この校舎5階からの眺(なが)めです。小学校当時は太鼓楼(たいころう)として使われていたため、子供たちもなかなか入ることができなかった場所ですが、今は見学自由です。

少し急な階段を上り、木造ゆえの軋(きし)み具合にちょっと驚きながら5階まで上ると、とってもすばらしい景色が目に飛び込んできます。嘘か本当かはわかりませんが、昔は海まで見えたとか(今ではまったく見えないので調べる術(すべ)がまったくありませんが)。しかし、今でも見付のまちを一望でき、晴れた日に、ボォーっと景色を眺めているのが最高です。

写真:いわたのものづくり5階に上がればこんなパノラマ景色(東←南→西)

学校の裏にも
写真:旧見付学校学校裏側

ベンチに腰掛けてゆっくりしてみませんか

5階からの眺めだけでなく、学校の裏側に行くと、またこんな風景も(右側写真)。真ん中にちょこんと見える土蔵(どぞう)が、磐田文庫(いわたぶんこ)(国指定文化財)、後の社(やしろ)が淡海国玉(おうみくにたま)神社(市指定文化財)です。大変景色が良くこちらもお勧めの場所です。本通りの喧騒(けんそう)から離れてのんびりするには、大変よい場所です。

ぜひ皆さん旧見付学校へ一度行ってみませんか。

磐田市内で工事を計画されるみなさんへ

遺跡の範囲で工事をする場合は届出が必要です! 土木工事などの目的でイセキがある場所を掘削しようとする場合、工事着手60日前までに届出が義務付けられています(文化財保護法第93条)。工事を計画する場合には、その場所が遺跡の範囲かどうか確認してください。

遺跡の範囲は、『磐田市遺跡地図・地名表』で確認できます。この地図は、磐田市埋蔵文化財センターのほか、市役所、図書館、公民館などでも見ることができます。また、電話やファックスによる問い合わせも受け付けています。
あなたの自宅や所有地が遺跡の範囲かもしれません。

詳しくはお気軽に文化財課へお問い合わせください。

磐田市埋蔵文化財センター/電話:0538-32-9699・FAX:0538-32-9764

コラム コラム年号の換算、ワタシだけ!? 木村弘之

旧見付学校の平成20年度企画展「昭和シリーズ」は、今、第4弾(3月29日まで)を開催しています。磐田市に寄贈されている民具のうち、昭和30年代以降は極めて少なく、この年代は消費の時代と言われ、民具もそれを象徴しています。

さて、企画展の解説パネルを作るときに年号の換算で毎回考えさせられます。「昭和32年は西暦で何年だっけ?」「え~と、1925足す32だから、1957年か。」と自問自答しています。逆の場合は、1925を引いて「あっ、そうか。」と。旧見付学校の来館者に説明するときも、「今から50年前の昭和・・。」と話し出すと、頭の中で「今年は昭和84年だから、84引く50で昭和34年」とすばやく計算しています。

明治、大正時代になるともっと大変で、「Q:1895年は明治何年?」「A:1895引く1867は28だから明治28年」「Q:大正4年は西暦で何年?」「A:1911足す4だから1915年」と基本数字を覚えて暗算しています。最近では平成時代も入ってきたので、「Q:平成5年を西暦でいうと?」「A:え~と、1988足す5だから1993年か。」と。

でも、「平成は2009年から何年前かを引けばいいだけじゃん!」とも思っています。

編集後記

旧赤松記念館米蔵において「神谷みつ」人形展を3月29日まで開催しています。この企画展は今回が4回目となり、2/16~20日の展示物の入れ替えを挟んで38作品が展示されます。是非、ご覧下さい(や)

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