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磐田文化財だより 第75号

(平成23年6月1日発行)

新たに市指定文化財が誕生しました!!

平成23年5月9日付けで、有形文化財5件、天然記念物1件が新たに市の指定文化財となりました。磐南5市町村が合併した平成17年度に旧5市町村の124件を指定して以来、初めてとなります。

1.紙本墨画山水図福田半香筆(絵画(4面):個人所蔵)

写真:紙本墨画山水図福田半香筆

見付出身の画家、福田半香の襖絵です。半香は江戸時代後期の日本を代表する画家、渡辺崋山の弟子で「崋山十哲」(崋山の弟子の中でも特に優れているとされる10人の弟子)に数えられています。この作品は、山水画を得意とする半香中年期の大作で良品です。

2.紙本墨画山水図平井顕斎筆(絵画(4面):個人所蔵)

写真:紙本墨画山水図平井顕斎筆

渡辺崋山の弟子で福田半香とともに「崋山十哲」に数えられる平井顕斎の作であり、福田半香の山水図と同じ襖の反対面に描かれています。

3.岩室伝存仏像群(彫刻(3件):岩室区所蔵)

写真左:大日如来像 写真中:菩薩立像 写真右:菩薩像

写真左:大日如来像 写真中:菩薩立像 写真右:菩薩像

奈良時代から室町時代まで岩室廃寺が存在したとされる岩室区には、明和2(1765)年に仏像が掘り出されたという言い伝えが残っています。大日如来像は鎌倉時代初頭の作、他は菩薩立像と菩薩像で平安時代後期の作であり、この地区の信仰の歴史を伝える仏像として高い価値があります。

4.秋鹿朝重奉納絵馬(絵画(5面):府八幡宮所蔵)

延宝5(1677)年に、中泉代官で府八幡宮の神主を務めた第17代秋鹿内匠朝重が奉納した絵馬6面のうちの5面が指定となりました。江戸時代初期の絵馬は県内でも数少なく貴重です。この絵馬は狩野派の絵師の手によるものであり、奉納者と奉納年がはっきりしており、年代も古く貴重なものです。

写真:板絵著色左下がり松に鷹図

板絵著色左下がり松に鷹図

写真:板絵著色右下がり松に鷹図

板絵著色右下がり松に鷹図

写真:板絵著色騎牛人物図

板絵著色騎牛人物図

写真:板絵著色軍鶏と人物図

板絵著色軍鶏と人物図

写真:板絵著色騎馬武者図

板絵著色騎馬武者図

5.内田重貞奉納絵馬(絵画(2面):府八幡宮所蔵)

延宝6(1678)年に、内田重貞※によって奉納された絵馬です。作者は不明ながら腕のよい絵師によって、中国において孝行が特に優れた人物24人を取り上げた書物『二十四孝』板絵著色虞舜図板絵著色董永図に挙げられた内の2人が丁寧に描かれており優れています。
※内田重貞…立派な絵馬を奉納しているところから、中泉地区の有力者であったことは間違いないですが、どの様な人物なのかはわかっていません。

写真:板絵著色董永図

板絵著色董永図

写真:板絵著色虞舜図

板絵著色虞舜図

6.省光寺のイチョウ(天然記念物:省光寺所有)

写真:省光寺のイチョウ

見付の省光寺境内にあるイチョウは、根周り18.7m、樹高15.4m、推定樹齢240年であり、樹姿は優美です。市街地に残るイチョウの古木は少なく、地域の人々にも大切にされています。

ふるさと歴史たんけん隊員募集!

~むかしの人々の生活をのぞいてみませんか?~

文化財課では市内の小学校5・6年生を対象として磐田の歴史について楽しく学べる講座を計画しています。みんなで市内の遺跡を探検したり、昔ながらの方法で土器をつくったりします。

★活動の予定
  日時 場所 内容
第1回平成23年7月16日(土)旧見付学校昔の遊びを体験しよう
第2回平成23年8月4日(木)市内発掘現場遺跡を探検しよう
第3回平成23年9月10日(土)埋蔵文化財センター埋蔵文化財センターを探検しよう
第4回平成23年10月1日(土)市内寺谷地区古墳を訪ねてみよう
第5回平成23年11月3日(木)埋蔵文化財センター土器をつくってみよう
第6回平成23年11月26日(土)埋蔵文化財センター土器を焼こう

※活動日は天候などの理由により変更することがあります。
※なるべく6回すべての講座に参加できる方を募集します。

★その他
・活動時間は原則として9時30分~11時30分までです。
・活動には実費(1,000円程度)がかかります。
・募集人数は25名です。(応募者多数の場合は抽選になります。)

どんなことをするの?
  • 第1回
    旧見付学校を会場として、明治時代の子供の学校生活の様子を学んだり、割り箸や厚紙などを使った当時の遊び道具をつくります。(いろいろな遊び道具ができますよ!)
  • 第2回
    遺跡発掘現場で作業している方々からお話を聞いたり、実際に作業を体験します。(昔の人が使った土器を掘り出せるかも!!!)
  • 第3回
    「埋蔵文化財センター」を探検します。今回は普段なかなか見る事のできない収蔵庫(展示されていない貴重な遺物がたくさんあります。)の中を特別に見学します。その後遺跡から発掘された土器の模様を紙に写し取る作業(拓本)に挑戦します。
  • 第4回
    市内寺谷地区にある古墳に登り、今から1,600年前につくられたお墓の大きさを体験し、昔の人たちの世界を想像してみます。
  • 第5回
    粘土で自分だけのオリジナル土器を形作りします。
  • 第6回
    第5回で形作りした土器を昔の人たちと同じ方法を用いて焼き上げ、オリジナル土器を完成させます。
写真:市内文化財めぐり
写真:遺跡の発掘体験

昨年の様子(左:市内文化財めぐり 右:遺跡の発掘体験)

申し込み方法は?
  • 文化財課(埋蔵文化財センター)へ電話で直接申し込みます。
    磐田市見付3678-1電話0538-32-9699
  • 申し込み期間
    平成23年6月15日(水)から平成23年6月24日(金)まで(土・日は除く)

☆その他ご不明な点がありましたらお気軽にお問合せください。

編集後記

今年度も「ふるさと歴史たんけん隊」員を募集します。毎回ふるさとの歴史について楽しく学ぶことができます。新しい友達をつくったり、普段できない貴重な体験ができます。ご応募お待ちしています。

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