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磐田文化財だより 第89号

「かすりの着物で散策」を行います!

文化財課では、市内外の小学生を対象に、旧見付学校を発着地とし、かすりの着物を着て、見付のまちなかを散策する事業を行います。

写真:甑塚古墳の石室内の様子かすりの着物を着て、出発前の記念撮影
※写真は、昨年の活動の様子です。

明治時代の子供はどんなくらしをしていたのかしら?かすりの着物を着て、普段は見られない商店の裏側をのぞいたりして街を歩いてみよう。どんなワクワクドキドキ体験が出来るかな?毎日見ている何気ない風景の中にも、みなさんそれぞれに何か新しい発見がありますよ。

◎開催日時◎
平成24年9月30日(日)9時30分~11時30分
◎集合場所◎
旧見付学校 磐田市見付2452
※小雨決行。雨がひどい時は校内で遊びをします。
◎募集について◎
定員は30名、8月15日~9月13日の間にハガキまたはFAX(0538-32-9764)で、〒438-0086磐田市見付3678-1磐田市文化財課「かすりの着物で散策」係あてに参加者名(ふりがな)、性別、学校名、学年、保護者の住所・氏名・電話番号(あればFAX番号も)を明記してお申し込みください。定員を超えると抽選となります。
◎活動内容◎
5人ぐらいで班をつくり、ボランティアのみなさんの先導で、お寺やお店など、旧見付学校周辺のまち中を、かすりの着物を着て散策します。保護者の皆さんも参加できます。

写真:はじめてトロッコに乗ってご機嫌です。

はじめてトロッコに乗ってご機嫌です。

写真:車に気をつけて、右側通行で出発!

車に気をつけて、右側通行で出発!

明治時代にタイムスリップ!あなたも参加してみませんか?

写真:旧見付学校教室旧見付学校教室

旧見付学校では、大人の方を対象とした「昔の授業体験」の参加者を募集します。明治時代に建てられた校舎で、昔の教科書をつかっての授業が体験できます。また、見付の歴史についてのおはなしを聞きます。参加費は無料です。

とき 平成24年9月22日(土)
時間 午前9:30から11:30まで
ところ 旧見付学校(磐田市見付2452)
対象 20歳以上の方(磐田市内・外在住を問わず)
定員 30名(希望者多数の場合、抽選)
申込期間 8月15日(水)から9月6日(木)まで
申込 ハガキ又はFaxで住所・氏名(ふりがな)・年齢・性別・電話番号(あればFax番号)を明記してお申込みください。
申し込み先 〒438-0086磐田市見付3678-1磐田市文化財課「成人・昔の授業体験」係あて
Tel.0538-32-9699 Fax.0538-32-9674

遠江歴史文化ネットワーク共催テーマ展 『遠江の祭礼と民俗行事』

写真:見付天神裸祭(みつけてんじんはだかまつり)国重要無形民俗文化財見付天神裸祭(みつけてんじんはだかまつり)
国重要無形民俗文化財

静岡県内の大井川以西(遠江と呼ばれていた地域)の12の市町※により遠江歴史文化ネットワークを組織し、遠江の歴史と文化についての展示会を共催しています。今年度は「遠江の祭礼と民俗行事」がテーマです。磐田市内でも、パネル展を開催します。

<記念講演会>
期間:平成24年8月30日(木)~9月12日(水)
展示時間:10:00~21:00
会場:磐田市情報館(ららぽーと磐田1階)

磐田市内で行われている多くの祭礼や民俗行事の内、国や県・市指定の無形民俗文化財となっている10件(国指定の見付天神裸祭、県指定の掛塚祭屋台囃子等)について映像・画像で紹介します。地域の歴史や文化は私たちの財産です。磐田市の他11市町に伝わる祭礼や民俗行事についても紹介します。遠江地域の魅力を再発見できることでしょう。
※12の市町…島田市・川根本町・吉田町・御前崎市・牧之原市・菊川市・森町・掛川市・袋井市・湖西市・浜松市・磐田市

8月号特別企画
磐田歴史事件簿 昭和20年8月20日 ~緑十字機物語~

戦後の平和を考える上で忘れてはいけない事件(事故)が、玉音(ぎょくおん)放送から5日後の昭和20年8月20日の深夜、磐田市にあったことを ご存じでしょうか? それは・・・・

緑十字機 不時着す

写真:離陸する緑十字機(この後、6時間後に不時着する)離陸する緑十字機
(この後、6時間後に不時着する)

8月20日の深夜、翼に緑の十字を印した白い大型飛行機が鮫島海岸へ不時着しました。この飛行機は降伏受理協議(終戦協議)の代表団を乗せた海軍の一式陸上輸送機(一式陸上攻撃機と同型機)で、陸軍 大本営参謀次長 河辺虎四郎中将を全権に海軍、外務省の代表団の主要メンバーが乗っていました。
不時着の前日の19日、代表団は米軍の指示で千葉県木更津基地から沖縄県伊江島まで2機の飛行機で向い、伊江島からは米軍の飛行機に乗り換え、マニラの連合国司令部で降伏受理協議(終戦協議)を行いました。帰路、2番機が故障したため、1番機に主要メンバーが乗り込み木更津に向かいましたが、遠州灘沖で遭難することとなります。総理官邸では東久邇宮(ひがしくにのみや)総理ほか主な閣僚が徹夜で代表団の帰りを待っていました。

鮫島海岸から東京へ

写真:緑十字機が着陸した鮫島海岸緑十字機が着陸した鮫島海岸

不時着した代表団は、奇跡的に全員が大きな怪我もなく、海岸から地元の人たちに助けられ、手配された明野陸軍飛行学校天竜分教所のトラックで浜松飛行場へ、浜松飛行場から飛行機で東京に戻り、連合国司令部から渡された指示を総理官邸へ伝えました。その後、21日の午後1時頃に天皇へ任務を遂行したことが報告されました。

平和へのとびら

8月15日以降、終戦に反対する軍部の動き、ソ連の千島列島への上陸などがあり、終戦手続を早急に進める必要がありました。その後、連合国軍の進駐、ミズーリ号での降伏文書の調印が何事もなかったかのようにスムーズに運び、日本の戦後が始まりました。鮫島海岸に不時着した1機の白い飛行機は、戦争を終息させ、平和の扉を開くための一歩だったのです。

発見された緑十字機

写真:発見された緑十字機の増設燃料タンク発見された緑十字機の増設燃料タンク

こうした記憶が薄らいだ平成18年6月に昇降舵が鮫島海岸で、平成23年7月に遠州灘沖で増設燃料タンクが発見されました。発見は偶然によるものですが、私たちに戦後の平和の大切さを考える機会を与えてくれたのではないでしょうか。(いわた文化財だより82号参照)

歴史文書館で、企画展開催中!!
大池の灌漑(かんがい)をめぐる争いと松岡霊社

写真:松岡 萬松岡 萬

歴史文書館では、大池周辺の人々の苦悩の歴史と松岡霊社について展示しています。霊社の氏子さんから寄贈いただいた品々を多数ご覧いただけます。
磐田駅の南方に広がる大池は、周辺の村々にとって米作りには欠かせない重要な水源でした。明治の初め、その大池は、干拓計画が出されたことで、村々や人々の争いの場になりました。そこに各地の開墾に当たっていた元幕臣松岡(まつおか)萬(よろず)が仲介し、干拓についての争いをおさめたのでした。人々は、松岡萬の功績を称え、「生きて神と祀(まつ)る」ことにしたのです。
今回の企画展では、松岡萬の人物像や神と崇(あが)め祀(まつ)られたいきさつなども紹介しています。(歴史文書館(竜洋支所2階)では、平成24年8月31日まで(午前9時から 入館は午後4時30分まで)展示をおこなっています。)
なお、この展示会は、磐田市立中央図書館でも開催します。(9月8日から9月16日まで(午前9時~午後6時 土・日は午後5時まで、月曜日は休館。)

コラム 狛犬(こまいぬ) 見て歩き / 柳川 千香子

写真:貴船神社(掛塚)の狛犬 大正6年貴船神社(掛塚)の狛犬 大正6年

神社でよく見かける獅子(しし)・狛犬。どれも同じように見えるかもしれませんが、よく見ると形態もさまざまで個性的です。
物事のはじめと終わりを表すとも言われる阿吽(あうん)。獅子・狛犬にも仁王様と同様、口を開けた阿(あ)と口を閉じた吽(うん)の形があります。一般的には、両方の像を合わせて「狛犬」と呼んでいますが、向かって右側が獅子で口を開いている「阿形(あぎょう)」、左側が狛犬で口を閉じている「吽形(うんぎょう)」です。
像の後ろには石工の名や制作の年が刻まれているものもあり、造られた年代を知ることができます。また、ポーズや彫りにもご注目。足元に玉を押さえているものや、子犬を従えるタイプなどもあります。
同じ形のものがほとんどない狛犬。この面白さに気が付いてからは、狛犬を見て歩くのがぐっと楽しくなり、偶然に角(つの)のある古いタイプを見つけたりすると嬉しくなる今日この頃です。

編集後記

文化財課では、文化財課企画展会場、旧見付学校、旧赤松家記念館、歴史文書館、埋蔵文化財センターをめぐるスタンプラリーを実施します。(8/4~9/2まで)スタンプ集めて記念品をもらおう。

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