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磐田文化財だより 第104号

旧赤松家記念館・新造形創造館共催企画展
「赤松スペーシャルアート」開催!!

「赤松スペーシャルアート」開催

「Spatial Art」=「空間芸術」を意味します。土蔵やレンガ塀など明治時代の香りを今に残す歴史ある文化財・旧赤松家が持つ空間の中で、新造形創造館のメンバーを中心に素材やジャンルを超えた6名の作家が集い、旧赤松家の持つ空間を生かし、空間自体も作品の一部として取り入れた旧赤松家との融合を表現します。
今回で7回目を迎えます「Akamatsu Spatial Art 2013」について作家代表の江川野智典さんに今回の展覧に掛ける意気込みについてお伺いしました。

江川野智典 2011年出品作品

江川野:「一年の充電期間を経て今回で7回目の開催となるアートイベント「Akamatsu Spatial Art 2013」。
今までどおりではなくより充実した展示と、展覧会を更に楽しむために参加できるワークショップを企画しております。歴史ある文化財である旧赤松家に作家達が場とどう向き合い、何を感じたか!その痕跡を是非ご高覧ください。」

※ワークショップへの参加については事前に申込みが必要となります。
※申込方法については下記をご参照ください。

2011年出品作品 高野仰、奈木和彦、瀬尾千枝、和泉美那

『Akamatsu Spatial Art 2013』
〔期間〕平成25年11月9日(土) ~ 11月27日(水)
〔会場〕磐田市旧赤松家記念館(磐田市見付3884-10)
〔時間〕9:00~16:30
〔休館日〕11/11 (月)・11/18 (月)・11/25 (月)
〔問合せ〕磐田市旧赤松家記念館 TEL 0538-36-0340

『アーティストトーク』
作家が展示作品についてわかりやすく解説をします。 作品に込めたメッセージや制作過程のエピソードなどを知ることでスペーシャルアートをより一層楽しみ、作家の想いに触れる事ができます。
〔日時〕11/10 (日) 10:00~11:30 (予約不要)


『ワークショップ』
ワークショップ1 ―「旧赤松家に咲く植物を描こう」
〔日時〕11/10 (日) 13:30~15:30 雨天中止
〔定員〕10名程度 対象:中学生以上 参加料:1,000円
※道具は全て準備いたします。当日は手ぶらでご参加ください。
※植物の開花状況によっては内容を変更する場合があります。

ワークショップ2 ―「スマートフォンで作品を撮ってみよう」
〔日時〕11/10 (日) 14:00~15:30
〔定員〕10名程度 対象:iphoneをお持ちの方 参加料:500円
※その他の機種でもご参加頂けますが、iphoneを中心とした内容になります。

申込先:glass@iwata‐souzoukan.jp
お名前、人数、コース名、連絡先を上のアドレスまでお送りください。
・電話による申込み及び旧赤松家記念館での受付は行っておりません。
・参加の受付は先着順とさせて頂きます。申込み受付後メールにて返信、 ご連絡いたします。


ふるさと磐田の指定文化財(25)~岩室(いわむろ)伝存仏像群~

今回は、平成23年5月9日に磐田市の文化財に指定された岩室(豊岡敷地(しきじ)地区)に伝わる『岩室伝存仏像群』を紹介します。『岩室伝存仏像群』は、高名な仏像研究家も絶賛する鎌倉時代初頭の大日如来(だいにちにょらい)像と平安時代後期の菩薩(ぼさつ)立像と菩薩像からなります。この地区には遠江最大級の山岳寺院が存在していました。明和2年(1765)に仏像が掘り出されたとの言い伝えもあります。

大日如来像 菩薩立像、菩薩像 仏像が安置されていた観音堂(市指定史跡)

岩室ってどこ?
岩室は、磐田市北部にある獅子ヶ鼻公園から、南側の一帯の丘陵部にあたり、周辺は谷が幾重にも入り込み、複雑な地形をしています。
ここに平安~鎌倉時代に隆盛を極めた寺院(岩室寺)が営まれていたことが、歴史書に記されています。丘陵部には堂や塔が建ち、谷部にはいくつかの宿房が置かれていました。

伝存って?
岩室寺には、比叡山の僧兵により焼き討ちされた話や、織田信長によって焼失した話が伝わっていますが、どちらの話にも、仏像が土の中から掘り出されたということが付け加えられています。

仏像群にはなにがあるの?
仏像群には、大日如来像、菩薩立像、菩薩像の3体があります。
作風から、平安時代末から鎌倉時代の初めに造られたものです。菩薩立像、菩薩像の表面は著しく摩耗しており、特に菩薩像は姿形から何とか仏像と判断しました。土中から掘り出されたかどうかはわかりませんが、長い間風雨にさらされていたのではないかと思われます。
大日如来像は、現存する頭部だけでも高さが110.5cmあります。頭部しか残存していませんが、座像として復元すると高さ3m近くにもなったと考えられています。これらの仏像を安置するお堂は、さぞかし大きかったことでしょう。
岩室寺は鎌倉時代の「吾妻鏡(あづまかがみ)」にも、都から姿を消した義経を探索したことが記された大寺院です。義経も身を隠したかもしれない岩室寺、神秘と謎に包まれた岩室寺、その一端が明らかになろうとしています。

※本文中では文化財マップ等で表記している「岩室廃寺」を「岩室寺」としています


遠江(とおとうみ)歴史文化ネットワーク共催テーマ展
『わが市町の自慢の史跡(しせき)』Part2

遠江国分寺跡(国指定特別史跡)

11月18日(月)から29日(金)まで、磐田市役所本庁舎1階展示ブースで静岡県内の大井川以西(遠江と呼ばれていた地域)の12の市町の文化財担当課によるネットワークとの共催で、これらの自治体の「自慢の史跡」について展示をします。


新居関跡(湖西市/国指定特別史跡)

遠江国分寺跡や新居関跡(湖西市)といった特別史跡をはじめとした、遠江の国指定史跡について紹介します。市役所開庁時間内(平日8:30~17:15)にどなたでもご覧いただけます。ぜひご覧ください!

コラム 「現地を訪ねることで物語の登場人物になることができる」 佐藤喜好

お吉が営んだ「安直楼」

今年の夏、私は幕末の悲しい歴史の一コマに触れるために、伊豆下田を旅してきました。この下田に、お吉が淵と呼ばれる所があります。齊藤きち(通称お吉)が身を投げて命を絶った場所です。
「お国のために」と幕府に命じられて、自らの人生を犠牲にしてまでアメリカの日本総領事ハリスに仕え、病んでいたハリスの回復に尽くしたのに、お役御免となってからは、世間の冷たい視線を浴び続けた上に、死してなお蔑視されたお吉が、「下田湊のお月さま、明るすぎますお吉には」と歌われたように暗い闇夜に生きた気持ちを思うと涙が出ます。お吉最後の地、その菩提寺、自らが営んでいた料理屋・安直楼(あんちょくろう)などの史跡を尋ねると、まるで自分が、幕末から明治の下田に居るかの如き想いに浸ることができるのです。下田は歴史を感じさせてくれるものがたくさん残っています。
歴史ロマンの残る土地を訪ねて、縄文時代を感じたり、江戸時代のくらしを想像したり、明治の近代化のうねりを味わったりしてみませんか?でも、恐竜の時代は遠慮しときます。


編集後記

ソウルフード(地域で親しまれている特有の料理)といえば・・・。鰹の味噌たたき、沢庵入りお好み焼き(今では遠州焼きと名前が付いています)。子供のころから普通に食べていたけれど、県外どころか、近く浜松市や森町でも知らない味だとか…。
当たり前すぎて気づかない磐田の味・・・ぜひ教えてください。

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