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磐田文化財だより 第112号

文化財課 夏の企画展を開催します

合併10周年プレ企画 み~つけた!近所の遺跡

磐田の戦国時代

“平成の大修理” ~府八幡宮楼門~ 修復工事 現場見学会より

県指定文化財の府八幡宮楼門は、寛永12年(1635)に建立されて以来、初の全解体修復工事を行っています。今までにも幾度かの修理を重ね、現在までこの姿を残してきましたが、近年の台風被害や部材の腐食により、痛みがはげしい状態でした。修復工事とは、当時の建築材を極限まで残し、損傷のひどい部分のみを削り、部材を貼り付けるというものです。今回は、6月1日の現場見学会のようすなどをご紹介します。

屋根の構造が見えた!

垂木

屋根の杮(こけら)(木材の薄板)が剥(は)がされ、屋根の構造の形が見えてきました。屋根を支える柱は太い木で複雑に組まれています。


丸桁

丸桁(がぎょう)(垂木(たるき)を支える桁(けた))は、反りのある造りです。真ん中と反りの部分(隅部)では厚さが異なっていて、隅に向かって木を厚くすることで、両端が小さく見えないよう工夫がされています。


二重軒付けの屋根(断面)

屋根は、二重の軒付け(※)で柿葺き。二重の軒は、木を何層にも重ねて造られたもので、正面から見るととても美しい景観になります。屋根全体の面積に占める割合は小さいけれど、屋根工事の約4割の時間がここに費やされるそうです。
※軒付けとは…風雨に傷みやすく目につきやすい軒先を、厚く葺き重ねること


削らないため、ゆがみのある木

屋根の中に隠れてしまう木材で、過重がかかるところは、削らないそのままの木が使われています。また、釘を打つことなく、載せて組まれています。削ることで木がはがれやすくなり、釘を打つことで木が弱くなるのを防いでいます。


彫り物みつけた・・・

牡丹の彫刻

2階の四方に各2箇所ずつ飾られていた牡丹の彫刻は、今では1箇所に形を残すのみです。当時の詳細が分からないものは、修復である以上新たな手は加えることができません。残念。当時にカメラがあれば・・・


上階(2階)の内部

内部には八角の角がみえる

上階側柱は八角の形をしていますが、外部だけ削り、円柱に仕上げられています。


江戸時代の釘

(左)今の釘(右)楼門建立当時の釘

今の釘と違って四角形をしています。この釘は、砂鉄から造られていて、伸ばした砂鉄を幾重にも折り重ねて造られたものです。現在の釘は、古くなると先が膨れてきて抜けなくなりますが、この釘は400年が経った今でも、表面のさびをとると一部に銀色の輝きが見えました。


福田町史展を開催します

コアジサシ「竜洋町の鳥たち」竜洋町教育委員会より

福田町史編さん事業も、いよいよ佳境。資料調査も最終章、そこで、今までの資料調査の成果をご覧いただくために、福田町史展を開催しますので、ぜひご来場ください。


今回のテーマは『自然』
~ 福田に生きる 花・鳥・魚・虫 たち ~

福田町史調査報告会
日時:平成26年8月9日(土) 午前10時~正午 入場無料
会場:福田公民館 定員:80名
講師:福田町史専門委員・町史協力員
申込:7月10日~ 歴史文書館へ
TEL:0538-66-9112

会期:平成26年8月9日(土)~8月31日(日)
毎週月曜日と第2日曜日(10日)は休館
時間:午前9時~午後5時
会場:福田公民館(磐田市福田1987-1)
問合せ:歴史文書館 TEL 0538-66-9112


コラム 風景印 佐口節司

東京に住む先輩Hさんから「風景印」の話を聞いた。「風景印はその土地の特色を図柄にしている」との言葉に刺激を受け、休暇を利用し市内の郵便局回りをした。家族や友人に協力を頼み、市内の18郵便局の風景印を集めることができた。
確かに先輩Hさんの言う通り、その地域を特色づける風景や名所・旧跡・文化財が図柄に使われていた。豊岡・豊田地区では天竜川が、福田・竜洋地区では遠州灘が、旧磐田市域の多くの郵便局ではトンボが図案化されている。文化財も多く、三角縁神獣鏡、鞆埴輪、遠江国分寺、旧見付学校などが使われている。
その後、集めた風景印を先輩Hさんに献上した。収集に協力してくれた家族・友人からは怒られたが、Hさんからはほめられた。「また集めればいい」と思う今日この頃である。

風景印

市内郵便局の風景印>

★池田《熊野の長ふじと天龍川橋》 ★磐田岡田《磐田市民プール、ツツジ(市花)、とんぼ》  ★磐田中泉《遠江国分寺(七重の塔)、サッカーボール、とんぼ》 ★磐田二之宮《閻魔大王坐像、とんぼ、ツツジ(市花)》 ★磐田富士見《とんぼ、サッカーボール》 ★磐田見付郵便局《旧見付学校・しっぺい太郎像・とんぼ》 ★磐田《旧見付学校、とんぼ》★富岡《遠州豊田PA、かささぎ大橋、白葱》 ★袖浦《竜洋海洋公園、駒場灯台》 ★豊田町駅前《香りの博物館・長ふじ・天竜川橋》 ★長野《濡地蔵、磐南温水プール》 ★豊岡《獅子ケ鼻公園、浜北大橋、ころ柿》 ★野部《天竜川鮎釣り、梅》★福田《メロン、ハマボウ、漁船、富士山》 ★福田豊浜《福田漁港、豊浜橋、メロン》 ★向笠《ヨツボシトンボ、桶ヶ谷沼、三角縁神獣鏡》 ★竜洋《掛塚祭屋台・駒場灯台》 ★御厨《鞆埴輪・医王寺庭園》

編集後記

普段何気なく通っている所の下に遺跡があったら・・・想像するとワクワクしませんか?今回のテーマは身近な遺跡。企画展をのぞいてみませんか。

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