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磐田文化財だより 第113号

まもなく開催!! 福田町史展示会

福田に生きる花・鳥・魚・虫たち

見どころをご紹介します

福田地区は、地区の中を多くの河川が流れ、豊かな自然環境の中にあります。また、太田川や彷僧川の河口付近には、福田のシンボルともいえる特有のハマボウの群落が見られます。世の中の環境が激しく変化する中、レッドデータブックに記載された生き物なども確認できました。

鳥:アオジ、花:ハマボウ

展示会でお見せする、生き物の写真、昆虫の調査方法の一部を紹介します。「田んぼでよく見かけるけど・・・」、「えー、そうだったの!!」という発見があるかもしれません。

生き物の写真、昆虫の調査方法の一部を紹介

ふるさとの信仰

第2回 道祖神(どうそじん)

双体道祖神(浜松市天竜区水窪町)、丸石道祖神(山梨県笛吹市)

日本には本来の宗教とは別に、民衆の間で生まれ育っていった神仏があります。6回に分けて、磐田市にあるこうした「民間信仰」を探す旅。今回は・・・道祖神。名前はどこかで聞いたことはあるけど、よくわからない神様ですよね。
実はこの道祖神、村を守る神でもあり、子孫繁栄を願う神でもあります。その名の通り道端の神様ですが、村のはずれで侵入者を防ぐ神という意味で「さいのかみ」(塞の神、塞=とりで、防ぐ)とも呼ばれます。地域によって呼び方も当てる漢字も異なるようです。北遠から長野県にかけての地域などでは男女が仲良く掘られた「双体道祖神」が有名ですし、山梨県では大きなまん丸の石を置く「丸石道祖神」が見られます。
磐田市には、中田(なかだ)(豊田地区)と敷地(しきじ)(竜洋地区豊岡)に見られます。中田の道祖神は一見普通の石仏と変わらないものですが、よく見ると上部に「■祖神」と彫られているのが見えます。敷地の道祖神は守増寺(しゅぞうじ)の境内にありますが、もともとは個人宅にあったものです。男女と思われる神様2人が仲良く寄り添っているようです。


道祖神(中田)、道祖神(敷地)

旧見付学校 かすりの着物で見付のまちを探検しよう!

旧見付学校 かすりの着物で見付のまちを探検しよう!

コラム お地蔵様の福引 土井みのり

龍法院参道脇にあるお地蔵様

8月の大(?)イベントといえば、福引。大原(旧福田町)のお地蔵様のお祭りには、福引が行われ、これは280年ほど前から続いているといわれる行事です。お地蔵様は延命地蔵で、享保15年(1730)に村人の総意により建てられたもので、当時疫病が流行しムラの存続の危機に陥りましたが、お地蔵様をお祀りしたところ、その猛威に歯止めがかかったと伝えられています。
地区のほとんどの家庭で、家族の数だけの福引券を購入するため、たくさんの福が引かれることになります。今の景品はほとんどが日用雑貨ですが、昔は梨1個だったり・・・と色々なものが景品だったそうです。私が子供の頃は、婦人会の人たちの指導で、この日のために何日も盆踊りの練習をしたものです。当日は、子供たちが浴衣を着て集まり、大人も子供も輪になって盆踊りを踊りました。
今では盆踊りはなくなりましたが、供養の行事と福引は今も続いています。昔も今も、大きな福が当たった時は、持ち帰るのが大変と口で言いつつ、嬉しいものです。
このお地蔵様はイボ取り地蔵ともいわれ、供養祭のお線香の灰をつけるとイボが取れるといわれています。遠くからも、この灰をいただきに来る方がいるそうです。

編集後記

文化財だよりを毎月楽しみにしてるという声をいただき、文化財課一同たいへん嬉しく、読者の皆様には感謝をしております。こんな記事を掲載してほしいなど、ぜひお声をお聞かせください。

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