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磐田文化財だより 第124号

磐田市合併10周年記念 平成27年度 文化財課企画展
大磐田展 -古墳からのメッセージー

大磐田展 古墳からのメッセージ

みどころ1 初公開!松林山1号墳出土 鏡2面

平成25年度に発掘調査を行った松林山1号墳(新貝)で、大正時代に出土したと伝えられる鏡2面を今回初公開します(個人所有)。

鳥紋鏡(ちょうもんきょう)、内行花紋鏡(ないこうかもんきょう)

みどころ2 鏡せいぞろい

弥生時代の女王、卑弥呼が中国に遣いをやったときに、中国の皇帝から授けられたと言われている、三角縁神獣鏡が市内から5面見つかっています。このうち3面を展示します。市内で見つかっている鏡34面のうち、個人所有の鏡も含めおよそ20面を展示する予定です。

新豊院山2号鏡(向笠竹之内)、経塚古墳(新貝)、連福寺古墳(二之宮)

みどころ3 鏡だけじゃありません!その他いろいろ・・・

鏡のほかにも、古墳が数多くある磐田市から出土した、豪華な副葬品の数々を一挙に展示します。

【県指定文化財】堂山古墳埴輪、鉄製品
【市指定文化財】庚申塚古墳二神二獣鏡、車輪石、石釧、二子塚古墳馬具
【その他】よろいかぶと(安久路2号墳)、馬具(甑塚古墳)、馬形埴輪、人物形埴輪(二子塚古墳) など

企画展記念講演会 邪馬台国時代の遠江と古墳文化

講師:古代邇波(にわ)の里・文化遺産ネットワーク理事長 赤塚 次郎 氏

  • とき:平成27年8月9日(日)午後2時~3時30分
  • ところ:磐田市立中央図書館視聴覚ホール
  • 定員:申込み先着 150名
  • 参加費:無料
  • 申込み:電話で文化財課へ TEL:0538-32-9699
講師:古代邇波(にわ)の里・文化遺産ネットワーク理事長 赤塚 次郎 氏

いわたのこんなお話 豊田編③ 池田(いけだ)やかた祭り

天竜川の渡船で栄えた池田地区。夏の盛り8月の上旬、熱い男たちの祭りが行われているのはご存知でしょうか。“池田やかた祭り”は江戸時代から引き継がれる伝統行事で、祇園祭りの祭礼のひとつとされています。今回は、市指定文化財の池田やかた祭りをご紹介します。

やかた祭りは池田渡船との関係が深いそうで、天竜川は水難事故が多かったため、川供養・厄流しを祈る祭りだといわれています。やかた(ワラ・竹・カヤで組み上げた大きな御輿(みこし)のようなもの)にホオズキ提灯(ちょうちん)を飾り、若衆が川まで担(かつ)ぎ、そこで火を放って焚(た)き上げます。

やかたをかつぎ天竜川へ

神事は夕方から行われますが、やかたは当日の朝から組みます。池田の3地区が参加し、各地区でそれぞれやかたが組まれます。夕方、神主のお祓(はら)いを受けた後、お神酒(みき)とお米をやかたのワラに撒(ま)きお浄めします。やかたの提灯に火をいれて、いよいよ天竜川へ向けて出発。若衆が20人ほどでやかたを担ぐのですが、やかたはとても重く、バランスを崩さないように、息を合せて池田の町中を通る姿は圧巻です。やかたに乗せてあるホオズキ提灯には、各家庭の願い事が書いてあり、提灯を落とさないよう、若衆が天竜川まで必死に運びます。


天竜川河原に並ぶやかた

やかたが天竜川河原に並ぶ光景は、とても幻想的です。クライマックスは天竜川の本流までやかたを担ぎ入れ、ワラに火をつけ提灯ごと焚き上げます。大きな火柱が上がり、見ているこちらにも熱気が伝わるほどです。やかたは願い事を叶えるため、厄落としをするために、必ず全て燃やすそうです。
やかたを運ぶ若衆の迫力、やかたの美しさ、とても見応えのある祭りです。

今年のまつりは、8月2日(日)です。
雨天の場合は、8月9日(日)に延期。


やかた祭り(池田の渡し公園 地図) 願いをこめ堤灯が燃やされます

文書館だより 文書整理もデジタル化 しかし・・・

ドライクリーニングでの作業

文書整理には、目録作りや解読などの多くの作業があります。最近の資料整理は、デジタル化の方向です。資料目録をパソコンで入力し、資料をデジタルカメラ撮影やスキャンをしてデジタル化することで、資料を早く探せる、資料を傷ませない、職員が資料を出してくる時間が短くなるなどの利点があります。また、昨年度、歴史文書館では、「ドライクリーニングボックス」という、文書についている目に見えないごみを取り除く機械を導入しました。これにより、職員が衛生的に、そして早く作業ができるようになりました。
しかし、まだまだ従来の方法で作業することも多いのです。例えば、破れや虫食いの修理は、破れないよう慎重に、状態によっては、精製水など霧吹きや刷毛(はけ)を使いながら少しずつ丁寧に広げ、のりで修復をします。職員が文書の状態を、1点1点、確認する作業もあります。また、古文書解読作業も、機械ではできず、一文字一文字読んでいき、解読不能のものについてはくずし字辞典を使って確認しています。
文書は、多くの方々の努力で、その地域の歴史が今に伝えられてきました。歴史文書館では、従来の職員の手による整理方法にデジタル化を取り入れながら、大切な資料を後世に伝えていきます。


コラム いぼとり地蔵に感謝!! 高畑裕美

今思い出してもいまいましい、息子(3才)の体中に「水いぼ」ができたときの話です。静岡にある「いぼとり地蔵」に行ったら、あっという間に水いぼがなくなったという話を聞き、さっそく試してみました。

いぼとり地蔵(静岡市)

家の土で年の数だけ泥だんごを作り、静岡市清水区の住宅街の一角にあるお地蔵様へ・・・。そこにはすでに本物のだんごや泥だんごが供えられていました。本物のだんごはお礼参りのときだと聞いていたので、きっとうちも治る!と期待を膨らませながら、泥だんごをお供えしました。そして息子本人がお地蔵様の体をなでてきました。よほどたくさんの方になでられたのでしょう・・・お地蔵様の形は原形をとどめていませんでした。
気になる効果ですが、水いぼは徐々に減り、2か月後には本当にきれいな肌になっていました。早々にだんごを買い、お地蔵様へお礼に伺ったことを覚えています。お地蔵様の効果だったのか、たまたま治るタイミングだったのか・・・そこはわかりませんが、水いぼでお悩みの方、試しにお参りしてみてはいかがでしょうか。
あとで聞いた話では、磐田にも同じようないぼとりのご利益のある仏様があるとのことです。【雷三社(見付)、安楽寺(浜部)、大安寺(豊浜)、自満寺跡(東平松)・・・など】


編集後記

今年の夏、文化財課では3つの企画展を開催しています。百聞は一見にしかず・・・普段ご覧になれないものが盛りだくさんです。ぜひ足をお運びください。

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