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磐田文化財だより 第134号

谷田(やだ)南古墳群発掘調査速報!!

磐田市教育委員会文化財課では、山砂利採取事業に伴い平成27年8月~平成28年3月まで谷田南古墳群の発掘調査を実施しました。ここでは調査のようすをいち早くご紹介いたします。

①谷田南古墳群の位置

谷田南古墳群の位置

磐田原台地東縁に半島状に突き出した丘陵上、標高約75mの場所に立地します。平野部との比高差は約50mを測ります。東には敷地川や小藪(こやぶ)川が形成した平野が広がります。台地東縁部は数多くの小段丘に枝分かれし、それらの段丘上には数多くの古墳群があります。


谷田南古墳群(調査前・南より撮影)

谷田南古墳群(調査前・南より撮影)

②調査で見つかったもの

谷田南古墳群遺構配置図

弥生時代後期(約1800年前)の住居跡18軒、倉庫跡4棟、古墳時代のおわりごろ(約1400年前ごろ)の古墳2基を発掘しました。古墳の石室の上部は失われていました。
現在、出土資料や図面の整理作業を行っています。


谷田南3号墳

石室内から出土した須恵器

谷田南4号墳

4号墳石室内

古墳時代のおわりごろ(約1400年前ごろ)に造られた古墳です。埋葬施設である横穴式石室から須恵器(すえき)というお供えされた土器が見つかっています。

弥生時代の住居

4号住宅跡から出土した弥生土器

~天然記念物を守る 熊野の長フジ~シリーズ 第1回(全3回)

フジツボミタマバエ(成虫)フジツボミタマバエ(成虫)

行興寺にある熊野の長フジの一部は、国と県の指定文化財に指定されています。平安時代後期の熊野御前にゆかりのあるとも言われ、毎年4月下旬から5月初旬にかけて、フジが咲きほこり境内は花の香りに包まれて、多くの観光客を楽しませています。毎年きれいに咲く長フジの樹勢を保つための努力を3回のシリーズで紹介します。今回は、4月から5月にかけて、フジに被害を与えるフジツボミタマバエについて紹介します。


フジツボミタマバエとは

つぼみに寄生した幼虫、寄生され肥大したつぼみフジツボミタマバエ(成虫)、写真1、2提供:池田二三高氏(昆虫研究家)

フジツボミタマバエは右の写真にあるように、非常に小さな虫で、成虫は通常フジのつぼみができる4月頃に羽化をします。その後フジのつぼみに産卵します。一つの産卵されたつぼみの中には、1~15匹の幼虫が入っていて、内部に産み込まれた卵は、急速に発育してしまうため、つぼみは、藤色にならないまま厚くなり、肥大してしまいます。5月には、「写真1」にあるように成熟幼虫となり、※虫えい化したつぼみから脱出して、地中で翌春まで過ごします。産卵されたつぼみは「写真2」ように開花しないままになり、多くのつぼみが虫えい化した時は、すだれのようになって、そのまま落下してしまいます。

※虫えい:虫が植物に寄生することで、植物組織が異常な発達・成長すること


フジツボミタマバエから守る対策

今年撮影した長フジです

フジツボミタマバエから長フジを守るために地元池田の「熊野保勝会」により、管理整備がおこなわれています。つぼみが出来始める4月初旬に2度、地中にいるフジツボミタマバエ対策として地面を消毒するほか、つぼみの見回り、草取りなどをし、長フジを守っています。


2016『国分寺まつり IN 遠江』を開催します

  • とき:6月11日(土) 9:00~16:30 ※荒天の場合は翌日に延期
  • ところ:JR磐田駅北口広場(オープニングイベント/9時から)
    遠江国分寺史跡公園(10時から)

昨年の様子 国分寺出土の瓦などを説明昨年の様子 国分寺出土の瓦などを説明

遠江国分寺跡は、全国で3か所しかない国の特別史跡のひとつです。この機会に是非おこしください。

国分寺跡展望ツアー

<今年もやります!>
文化財課職員のガイドで市役所の6階から、史跡の全景をのぞみます!

ツアー出発時間:①11:00~ ②14:00~
所要時間:約30分 集合場所:文化財課ブース


問合せ先
文化財課事業:TEL:0538-32-9699(文化財課)
国分寺まつり:TEL:090-9021-1327
(実行委員会・今井)

<その他のイベント>
国司参拝風景の再現/十二段舞楽(国指定重要無形民俗文化財:天宮神社)/地元幼稚園・保育園児による歌と楽器演奏 など


コラム ふるさと自慢マンホール 中根麻貴

奈良市のマンホール、長藤のマンホール(撮影:豊田地区)

旅先の楽しみといえば、風景、温泉、寺社仏閣等様々ありますが、私の場合はそこにマンホールの蓋が追加されます。
先日奈良を訪れた際に撮影してきたものは、桜と鹿がモチーフとして使われています。鹿は奈良公園の鹿が、桜は平安時代の女流歌人伊勢大輔が詠んだ奈良の桜が由来となっているそうです。
さて、磐田市にあるマンホールはといいますと、トンボに藤に灯台に・・・さまざまな磐田の自慢がデザインされたものを各地でみることが出来ます。勿論、われらがしっぺいもマンホールになっています!ふるさとの自慢が描かれたマンホール、これからも探していきたいです。

磐田でみられるマンホール
しっぺいとサッカーボール、ベッコウトンボ、長藤、福田海岸とハマボウ、タツノオトシゴと波、松と太平洋と灯台、松と梅と水仙、ジュビロくんとはしご車 などなど


編集後記

今号より編集担当がかわりました。文化財に親しみをもっていただけるよう努めてまいりますので、よろしくお願い致します。(お茶を収穫する音に夏の近づきを感じる編集N)

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