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磐田文化財だより 第136号

平成28年度 文化財課 夏の企画展を開催します

大発見!いわたの考古学 ~結構すごいぞ!発掘調査~

大発見!いわたの考古学 ~結構すごいぞ!発掘調査~

期間:平成28年7月23日(土)~8月28日(日)
午前9時~午後6時(土・日・祝日は午後5時まで)(月曜日は休館)
会場:磐田市立中央図書館 1階 展示室

磐田市では300を超える遺跡が見つかっています。これまでに行われた発掘調査の中から、磐田の歴史の1ページに残る重要な発掘調査や歴史を塗り変えたり、全国的にも貴重な発見があった遺跡を取り上げて資料を展示・紹介します。

みどころ① 古い時期に見つかった資料を蔵出し!

埋蔵文化財センターで保管している資料の中には、近年の発掘調査で発見されたものばかりでなく、古いものでは明治時代に見つかった土器もあります。長い間、失われずに残された貴重な資料です。

長者屋敷遺跡出土須恵器(古墳時代)、松林山古墳出土埴輪

みどころ② 国内最多の量と種類!明ケ島(みょうがじま)古墳群出土土製品

明ヶ島古墳群出土土製品は平成25年度に磐田市では初めての重要文化財に指定されました。
平成26年度から保存修理を行っており、一部が終了しました。修理後の土製品について、初公開を行います。

保存修理前、保存修理後

接着剤で接合させ、欠損する部分を石膏(せっこう)で復元させていましたが、樹脂を使って強固に接合し、より精密な復元を行いました。


みどころ③ 埴輪(はにわ)の競演!

堂山古墳出土鞆形埴輪

堂山古墳からは鞆形(ともがた)埴輪をはじめとして、さまざまな形の埴輪が多く出土しています。一堂に会するこの機会にぜひご覧ください。

※鞆とは、矢を射る時に弓を持つ手を絃(げん)でいためないよう手首内側につけた皮製の道具です


関連イベント

堂山古墳出土鞆形埴輪

企画展記念講演会「日本と磐田の遺跡発掘100年」

  • 講師:奈良大学文学部教授 坂井秀弥先生
  • 日時:平成28年8月7日(日)午後2時より
  • 会場:磐田市立中央図書館 2階 視聴覚ホール
  • 定員:130人(申込先着順)
  • 駐車場:磐田市立中央図書館、JA遠州中央北側
  • 申込み:電話で文化財課まで 7月19日(火)より受付開始
    TEL 0538-32-9699 (平日8時半~17時/土日祝日休み)

いわたのこんなお話 豊岡編③

敷南(しきなん)子供念仏(ねんぶつ)

豊岡敷地(しきじ)地区の旧盆(8月13日・14日)には、子供念仏が新仏様の供養(くよう)にと念仏を唱えて初盆の家々をまわります。子供念仏の起源は、遠州大念仏と同様、元亀(げんき)3年(1572)の三方ヶ原の戦いで亡くなった人、中でも犀(さい)ヶ崖(がけ)(浜松市中区)に落ちて亡くなった多くの霊を供養するためにはじまったものといわれてます。その後の長い歴史を経て、初盆の仏様の供養をするような伝統芸能として現在に引き継がれています。

敷地地区の寺、永安寺では『上の寺』をうたいます敷地地区の寺、永安寺では『上の寺』をうたいます

平成27年に取材させていただいた敷南子供念仏の様子をご紹介します。

敷南子供念仏では、13曲の念仏が場面ごとに歌い分けられています。念仏のスタートは、地元敷南地区のお寺、竜雲庵(りゅううんあん)跡から。ここでは『下の寺』を歌います。続いて、敷地観音堂、永安寺、戦没者慰霊碑(永安寺境内)の前で1曲ずつ歌い、地区内の供養をした後、各家へと出発します。

傘鉾を大きく前に倒して揺らします敷地地区の寺、永安寺では『上の寺』をうたいます

「ヒーチャレヤレ」の掛け声をかけあいながら、傘鉾(かさんぼこ)を先頭に、提灯を手に持った念仏団が初盆の家に入ってきます。最後尾には、ほおずき提灯をぶら下げた盆車(ぼんぐるま)が太鼓の音を響かせながら続きます。仏様の前で整列し、提灯を置き、念仏開始の挨拶をします。歌本をお宅に差し上げると、いよいよ念仏の始まりです。赤い傘鉾が大きく揺れる姿と、白い衣装を身にまとい直立の姿勢で歌う子供たちの姿が印象的です。
敷地地区の初盆のお宅には、遠州大念仏や敷南子供念仏、敷上(しきがみ)子供念仏が次々と訪れ、また、念仏を見物する人々が集まり、賑やかなお盆を迎えることになります。

盆車(リヤカーに大太鼓・小太鼓を積んだもの)盆車(リヤカーに大太鼓・小太鼓を積んだもの)

敷地地区には昔、3つの子供念仏があったようですが、現在は、敷南地区と敷北(しきほく)地区の2つの子供念仏が行われています。敷南子供念仏は、明治30年(1897)頃に誕生し、戦時中を除き昭和30年頃まで行われていましたが、その後一時途絶え、昭和53年に地区有志により復活しました。
子供念仏のもととなる遠州大念仏が、旧豊岡村地内では現在、7地区で行われています。大念仏が、いつ、どのように伝えられたかは分かりませんが、旧豊岡村地内に関する大念仏のいちばん古い記録は天保11年(1840)のものです。今年から予定している記録調査を通して、念仏がより明らかになっていくのではないでしょうか。


旧赤松家記念館 イベント情報

水出し茶で茶歌舞伎(ちゃかぶき)「飲みくらべて お茶の名前を当てよう!」

イラスト:磐田市旧赤松家記念館しっぺい ぼくも遊びに行くよ! 13:00~/15:00~

8月7日(日) 参加費 各500円 要申込

  • 1.親子でお茶あて!「星あそび 六茶くらべ」
    • 時間 10:00~11:30
    • 定員 親子5組(先着順)
  • 2.「6種の星座茶を飲みくらべよう」
    • 時間 13:30~15:00
    • 定員 18人(先着順)
  • 1・2共通 おいしいお茶の入れ方を覚えよう
    講師:日本茶インストラクター 玉井美根子氏

同日開催 赤松家で遊ぼう!!

参加費無料 申込不要

  • 時間 9:00~16:00 赤松家スタンプラリー・工作教室・しゃぼん玉で遊ぼう・セミとトンボの観察

<申込・問合せ先>磐田市旧赤松家記念館
磐田市見付3884-10 TEL・FAX 36-0340
9:00~16:30 (月曜休館)

歴史文書館 企画展関連イベント
歴史学習会「対談 光明電鉄の魅力」開催のご案内

7月4日からはじまる歴史文書館の企画展「光明電鉄の消長」にあわせ、学習会が開催されます!

  • テーマ:「対談 光明電鉄の魅力」
  • とき:平成28年8月6日(土)13時30分~15時
  • 場所:磐田市竜洋支所2階会議室 (磐田市岡729-1)
  • 講師:磐田南高教員・元磐田西高社会部顧問 喜多啓之氏、元磐田西高社会部部長 酒井庸佑氏
  • 内容:磐田西高校社会部が発行した光明電鉄の報告書『光明電気鉄道―廃線跡を訪ねて―』、その発行にあたり調査に携わった部長の酒井氏と、顧問であった喜多氏が当時を振り返り対談します。
  • その他:申込不要、直接会場へ、入場無料 ※当日終日開館(9時~17時、入館は16時30分まで)
    企画展「光明電鉄の消長」開催期間7月4日(月)~8月26日(金)

<企画展・学習会 問合せ先>磐田市歴史文書館(磐田市竜洋支所2階)☎66-9112 土・日・祝休館

職員リレーコラム 人間の友として 室内美香

明ヶ島古墳群出土 土製品(重要文化財)

犬を飼いはじめました。まだ子犬ですが大型犬なので、現在、体重は25㎏あり、巨大な子犬、といった風体です。犬派を自称し、犬には慣れているつもりでしたが、いざ飼ってみると日々いろいろな事件がおこり、犬との生活を楽しむというより、犬の召使いと化している最近の私です。
さて、古代の人は犬とどうつきあっていたのでしょう。縄文時代の遺跡から丁寧に埋葬された犬の骨が出土したり、弥生時代の銅鐸にはイノシシ狩りをする犬が描かれたり、古墳時代には犬形埴輪も見られます。市内明ヶ島古墳群から出土した土製品にも犬がみられます。
古代の人々も犬を愛し、犬とともに働き暮らしたようすを、遺跡出土の資料から想像することができます。


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