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静岡県では、自然環境の保全に対する世論の盛り上がりや自然保護団体からの要望により、平成元年から2年にかけて、沼周辺の土地約44haを買収しました。
平成3年3月29日には、沼周辺の土地約51haを自然環境保全地域に指定し、保全計画が策定されました。平成16年時点で、保全地域の約96%が県有地となっています。
磐田市においても、保全地域に隣接する平原など約3haを保全用地として借地するとともに、周辺土地の保全管理道路を整備しました。
桶ケ谷沼の保全管理には、行政や地元自治会、自然保護団体などさまざまな団体が係っています。
特に、磐田市から保全管理業務の委託を受け
、活動している桶ケ谷沼管理運営委員会は、岩井・岩井原地区の地元自治会と自然保護団体の代表から組織され、各団体の意見を調整し活動を取りまとめている全国的に見ても先進的な団体です。
なお、各団体の役割については、右のとおりです。 |
桶ケ谷沼の保全に係る各団体等の役割
【静岡県】
桶ケ谷沼自然環境保全地域の管理者として、桶ケ谷沼保全委員会を組織し管理運営の基本的な事項を取りまとめ、自然環境保全地域の実質的な管理を磐田市へ委託する。
【桶ケ谷沼保全委員会】
静岡県が組織し、学識経験者や自然保護団体代表等により構成されている。桶ケ谷沼の自然生態の分析と総合的な保全対策の検討・調整を行う。
【磐田市】
自然環境保全地域を含めた桶ケ谷沼周辺及びビジターセンター等施設の総括的な管理を行う。保全地域周辺の適正且つ有効な管理運営を行うため、地域周辺の土地を保全用地として借地するとともに、桶ケ谷沼管理運営委員会を組織し、当該地区の管理運営を桶ケ谷沼管理運営委員会へ委託する。
【桶ケ谷沼管理運営委員会】
桶ケ谷沼を考える会等の自然保護団体代表と地元自治会代表により組織されている。磐田市から委託を受け、桶ケ谷沼の具体的な維持管理施策や有効活用を検討し実施する。自然保護団体や地元自治会における活動の指針を示す団体である。
【自然保護団体】
桶ケ谷沼管理運営委員会で決定した管理運営方針を受け、生態調査・自然観察会等を実施し報告する。また、専門的知識が必要な自然体験講座や現場案内には、各専門の団体より講師を派遣し、自然教育の推進を図る。
【地元自治会】
桶ケ谷沼管理運営委員会で実施する外来種駆除等の保全活動に協力するとともに、植生管理・除草清掃等の当該区域の日常的な管理を実施する。
【自然環境保全管理員】
磐田市から委任を受け、自然環境の状況把握や保全のための指導、違反行為に対する指導及びその報告を行う。 |