感染予防対策について
新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行について
新型コロナウイルスの新規感染者数が急拡大し、医療機関の通常医療にも影響が出始めています。
また、季節性インフルエンザも流行期に入っています。
重症化リスクの高い方を守り、通常の医療を確保するため、以下の感染に備えた対策にご協力お願いします。
【みなさまへのお願い】感染に備えた対策
新型コロナウイルス及び季節性インフルエンザのワクチン接種
ワクチン接種を行うことで、発症予防、重症化予防が期待されています。早期接種を心がけましょう。
※接種対象期間が令和5年1月31日までから令和5年2月28日までに延長されました。
市販の解熱鎮痛剤・風邪薬や抗原検査キット、食料を常備しておく
発熱等の体調不良時に備えて、予め薬局等で新型コロナウイルスの検査キットや解熱鎮痛薬を購入し、自己検査やセルフケアの準備をしておきましょう。
また、症状が軽く重症化リスクの低い場合は医療機関を受診せず自宅療養をお願いします。
感染リスクの高い外出・行動は控え、マスク着用での会話・食事、十分な換気を徹底する
下記の感染予防方法を参考にしていただき、感染拡大防止のため、改めて感染症対策の取り組みにご協力ください。
もしものときあわてないよう、電話相談窓口などを確認しておく
体調に不安のある方は下記リンク先をご確認ください。
発熱等による休暇取得や、療養後の職場復帰の際、検査結果を証明する書類や診断書を求めない
厚生労働省より各事業所に向けて、新型コロナウイルス及び季節性インフルエンザについて、医療機関が発行する検査陰性の証明書や治癒証明書等の提出を求めないよう通知しております。
新型コロナウイルスについて受診や検査に関するよくある質問
下記の内容をご覧ください。
新型コロナウイルス感染症の発生状況
静岡県 日別感染者数(令和5年1月29日更新)
家庭内での感染予防について
家族で感染が疑われる方がいる場合の注意事項
(1)感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける
窓があるなど、換気の良い個室とし、食事や寝る時も別室とします。
小さなお子さんがいる、部屋数が少ないといった理由で、部屋を分けることができない場合には、少なくとも2m以上の距離を保ったり、仕切りやカーテンなどを設置することをお薦めします。同じ部屋で寝るときは、頭の位置が互い違いになるようにします。
感染者は極力部屋から出ないようにし、トイレやバスルームなど共有スペースの利用は最小限にします。入浴は最後にします。
(2)感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする
心臓、肺、腎臓に持病のある方、糖尿病の方、免疫の低下した方、妊婦の方などは、感染者のお世話をするのは避けてください。
(3)できるだけ全員がマスクを使用する
感染者、家族の両方がマスクを着用することで、ウイルスの拡散を防ぎます。使用したマスクは他の部屋に持ち出さない。マスクの表面には触れず、外す際は、ゴムやひもをつまんで外します。マスクを外した後は必ず石鹸で手を洗ってください。(アルコール手指消毒剤でも可)マスクが分泌物で汚れたり濡れた場合は、新しいマスクに交換してください。
(4)こまめに手洗いやアルコール消毒をする
家族はこまめに石鹸を用いた手洗いもしくはアルコール手指消毒をしましょう。洗っていない手で目や鼻、口などを触らないようにしてください
(5)日中はできるだけ換気をする
1時間に1~2回、15分程度の換気を感染者のいる部屋、また他の家族がいる部屋も換気します。
(6)取っ手、ドアノブなどの共用する部分を消毒する
洗浄前のタオルや食器、箸、スプーン等を共用しないことも大事です。トイレやお風呂は水拭きするか、家庭用の掃除用洗剤でもウイルスを減らすことができます。
ウイルスは物についてもしばらくは生存しているため、ドアの取っ手やノブ、ベッド柵はウイルスがついている可能性はあります。薄めた漂白剤で拭いた後、水拭きするか、アルコールで拭きましょう。
(7)汚れたシーツ、衣類などを洗濯する
感染者の使用したものと分けて洗う必要はありません。嘔吐物などで汚れたシーツ、衣類を取り扱う場合は、手袋、マスクを使用し、一般的な家庭用洗濯剤を使用し洗濯機で洗って、完全に乾燥させてください。食器やコップなども同様で分けて洗う必要はありません。
(8)ゴミは密閉して捨てる
同居者が触ると感染する可能性があるので、すぐにビニール袋に入れて、室外に出すときは密閉して捨ててください。その後は直ちに石鹸を用いた手洗いもしくはアルコール消毒をしましょう。
濃厚接触者で待機期間中に発熱等症状がでた場合
かかりつけ医またはお近くの医療機関に事前にご相談のうえ受診してください。
※必ず事前に電話で「濃厚接触者であること」と「現在の症状」を伝え、受診について相談してください。
検査を受けた結果が陰性であっても陽性者との最終接触日から原則5日間は自宅待機をお願いします。
「感染に関する相談窓口」については下記ページをご確認ください。
日常生活での感染予防について
通常の感染症対策と同様に、下記の予防策3点にお気をつけください。
予防策1.石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒
人は無意識に顔を触っています。目・鼻・口などの粘膜から接触感染が生じるので、こまめに手洗いなどを心がけましょう。
手洗いのポイント
- 指先や爪の間を念入りにこすること
- 親指と手のひらをねじって洗うこと
- 手首も洗うこと
正しい手洗い方法や手洗いと手指消毒の使い分けについての動画を作成しました。
消毒について
手は消毒用アルコール、物は次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効です。物に付着したウイルスはしばらく生存するので、ドアの取っ手や机など手で触れる部分は、次亜塩素酸ナトリウムで拭きましょう。次亜塩素酸ナトリウムは市販の漂白剤に含まれています。
消毒のポイントや防護着の着脱方法をまとめた動画を作成しました。
例:市販の漂白剤(ハイターやブリーチなど塩素濃度約5%)を使った消毒液(濃度0.05%)を500ml作る方法
ペットボトルの蓋1杯分の漂白剤(約5ml)に、水を加え、500mlになるようにします。
※0.05%は、厚生労働省の一般の方向けQ&Aにもとづく濃度です。
次亜塩素酸ナトリウムを使った消毒をする時のポイント
- 漂白剤を水で薄めて、濃度を0.05%にする
- 作業時は、ゴム手袋などを着用する
- 薄めた漂白剤をペーパータオルなどにつけてから拭く(スプレーなどで物に直接かけると、その圧でウイルスなどが飛び散る可能性があります)
- 拭いた後は、水拭きをする
- 薄めた漂白剤は1~2日で廃棄する(時間経過とともに効果が薄れます)
予防策2.咳エチケット(マスクの着用など)を心がける
くしゃみや咳などの症状がある方は、マスクなどで咳エチケットしましょう。
予防策3.3つの「密」(密集、密閉、密接)を避ける
集団感染は、下記のような共通点があります。
- 換気が悪い場所
- 人が密に集まって過ごすような空間
- 不特定多数の人が接触するおそれが高い場所
感染拡大を防ぐためにできる限り上記の場所を避けて、ゼロ密を目指してください。また、やむを得ない場合には、マスク着用の上、換気を心がけていただく、大声で話さない、相手と手が触れ合う距離での会話は避ける、といったことを心がけてください。
毎日の体調・行動チェック票
感染予防の徹底とともに、感染が万が一判明した場合に感染経路が特定しやすくなるよう、市民の皆様には”ひとりひとりができること”として、毎日の健康・行動管理をお願いいたします。
「体調チェック」と「行動チェック」のために下記のシートをご活用ください。
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体調チェック票(Excelシート) (Excel 52.8KB)
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体調チェック票(PDF) (PDF 558.0KB)
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行動チェック票(Excelシート) (Excel 13.5KB)
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行動チェック票(PDF) (PDF 45.3KB)
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