2050年カーボンニュートラルの実現を目指して
2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」の表明をしました。
ゼロカーボンシティの表明
地球温暖化が原因とされる猛暑や豪雨などの自然災害が世界各地で頻発しています。このままでは、私たちの暮らしのみならず、生態系に大きな影響を及ぼすことが懸念されます。
世界の国々は、この方策として2015年パリ協定で目標を「産業革命前に比べ平均気温の上昇を2℃未満とし、1.5℃に抑える努力をする」として、様々な対策に取り組んでいます。
我が国も2020年10月に菅内閣総理大臣が「2050年カーボンニュートラル宣言」を行い、脱炭素社会の実現に向けて本格的な動きを始めました。
磐田市は、温暖な気候と豊かな自然を生かしながら発展してきたものづくりのまちです。この活気あふれる社会環境を守り育てるとともに、恵まれた自然環境を次世代に引き継ぐため、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」の実現を市民や事業者と共に目指すことを表明します。
令和3年6月14日 磐田市長 草地博昭
ゼロカーボンシティについて
「ゼロカーボンシティ」とは、2050年に二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指すことを公表した、地方自治体のことを指します。磐田市では、令和3年6月14日に市長が表明し、ゼロカーボンシティとなりました。
二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを「カーボンニュートラル」といいます。これは、私たちが排出する二酸化炭素の量と、森林などで吸収される二酸化炭素の量とが同じになり、大気中にある二酸化炭素の量がこれ以上増加しないことを指しています。2050年カーボンニュートラルを実現する、これが日本の目標となっています。
カーボンニュートラルに向けた取り組み
磐田市では事業者と市民の皆さんと共に、市域全体で地球温暖化対策に取り組みます。また、市の計画等で温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指すことを長期目標として掲げ、そのための具体的な施策を盛り込んでいきます。
一人一人が日常からできる取り組みとして、環境省の地球温暖化対策のための国民運動 「COOL CHOICE」があります。2016年に「COOL CHOICE」に賛同した磐田市では、「クールビズ」や「ウォームビズ」などに取り組んでいます。
※「COOL CHOICE」は、CO₂などの温室効果ガスの排出量削減のために、脱炭素社会づくりに貢献する「製品への買換え」、「サービスの利用」、「ライフスタイルの選択」など地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」をしていこうという取組です。
一人一人ができる取り組み
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CoolBiz
(クールビズ)
- 服装を工夫することで、夏季のエアコンの設定温度を28℃に設定します。
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WarmBiz
(ウォームビズ)
- 服装を工夫することで、冬季の暖房機器の設定温度を20℃に設定します。
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SmartMove
(スマートムーヴ)
- CO2排出量の少ない移動方法を選択します。
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EcoDrive
(エコドライブ)
- 急がず乱暴な運転をしないことで、環境の負荷を減らします。
カーボンニュートラル啓発動画
磐田発!3分でわかるカーボンニュートラル
「3分でわかる」をテーマにした「カーボンニュートラル」の解説動画です。
動画は、市内中学生の意見を取り入れています。ぜひご視聴ください。
動画内容
#01 地球温暖化ってなに?
#02 カーボンニュートラルってなに?
#03 ゼロカーボンシティいわた
次の画像をクリックするとYoutubeで動画が視聴できます。
関連リンク
- 静岡県「2050年温室効果ガス排出量実質ゼロ表明について」(外部リンク)
- 環境省「2050年温室効果ガス排出量実質ゼロ表明について」(外部リンク)
- 環境省「COOL CHOICE」について(外部リンク)
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