麻しん(はしか)

ページ番号 1016392  更新日 2026年4月28日

麻しん(はしか)とは

麻しんウイルスによる急性の全身感染症で、空気感染、飛沫感染、接触感染でヒトからヒトへ感染し、その感染力は非常に強いと言われています。麻しん発症患者から周囲への感染可能期間は、発症日の1日前から解熱後3日間を経過するまでの期間で、発症前から感染力があります。免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症します。

主な症状

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水、目の充血といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱や発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人程度の割合で脳炎が発症します。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。

予防と対策

麻しんは感染力が強く、空気感染もするため、手洗いやマスクだけでは予防することはできません。

最も有効な予防法は、麻しん含有ワクチンの接種です。麻しん含有ワクチンを接種することによって、95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。麻しんの定期予防接種対象(第一期:1歳から2歳になる前日まで/第二期:小学校就学前の1年間)の方は、早めに予防接種(MRワクチン)を受けましょう。

定期予防接種以降でも、以下に該当する方はMRワクチンの接種をご検討ください。

  • 母子手帳などで麻しんワクチンを2回以上受けた記録がない
  • 過去に麻しんに罹ったことがない

市民の皆さまへお願い

  • 麻しんの感染力は非常に強いので、発熱や発疹(※1)など、麻しんを疑う症状が現れた場合は、必ず事前に医療機関に電話連絡でその旨を伝え、医療機関の指示に従ってください。
    また、周囲への感染を防ぐため、公共交通機関等の利用は控えてください。
  • 「過去に麻しんにかかったことがない方」や「予防接種を2回接種していない方(母子手帳等の記録に基づく)」「接種歴が不明な方」は、かかりつけ医などに相談の上、予防接種を検討しましょう。(※2)

※1 麻しんは通常、発熱後、一度熱が下がってから高熱と共に発疹が出現します。麻しん患者と接触後、または麻しん発生地域に滞在後、発疹以外の症状が出現した場合も注意しましょう。

※2 定期予防接種該当年齢(第一期:1歳から2歳になる前日まで/第二期:小学校就学前の1年間)以外の方は、接種費用は全額自己負担になります。費用等に関しては、医療機関にお問合せください。

海外へ渡航される方へ

麻しんは、海外で感染し国内へ持ち込まれる事例が多くなっています。海外へ行く前に、渡航先の感染症発生情報などを確認し、帰国後2週間程度は健康状態に注意しましょう。

情報発信元

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