RSウイルス母子免疫ワクチン

ページ番号 1016079  更新日 2026年6月16日

令和8年4月1日からRSウイルス母子免疫ワクチンが定期接種となりました。
このワクチンは妊婦に対しワクチン接種を行い、母体を通して胎内の子どもに対し免疫を付与します。

病気について

RSウイルスは世界中に広く分布しており、生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%がRSウイルスに感染します。乳幼児における肺炎の約50%、細気管支炎の50~90%がRSウイルス感染症によるとされています。症状は感冒様症状から下気道感染に至るまで様々ですが、特に生後6か月未満で感染すると重症化することがあります。また、合併症として無呼吸、急性脳症などがあり、後遺症として反復性喘鳴(気管支喘息)があります。

ワクチンについて

母子免疫ワクチンとは

妊娠中に接種することで、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて赤ちゃんに移行し、赤ちゃんを感染症から守ることを目的としたワクチンです。

種類

不活化ワクチン(組換えタンパク質ワクチン)

効果

妊婦の方が妊娠中に接種することにより、出生後の乳幼児のRSウイルス感染による下気道感染症(肺炎・気管支炎等)に対する予防効果が認められています。

有効性

RSウイルス感染症による医療受診を必要とした下気道感染症(※1)の予防

日齢0日~90日
6割程度の予防効果
日齢0日~180日
5割程度の予防効果

RSウイルス感染による医療受診を必要とした重症下気道感染症(※2)の予防

日齢0日~90日
8割程度の予防効果
日齢0日~180日
7割程度の予防効果

※1 肺炎、気管支炎等の感染症

※2 多呼吸、SpO2 93%未満、高流量鼻カニュラまたは人工呼吸器の装着、4時間を超えるICUへの収容または無反応・意識不明のいずれかに該当

リスク

ワクチンの接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

発現割合 主な副反応
10%以上 疼痛(40.6%)、頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%)
10%未満 紅斑、腫脹
頻度不明 発疹、蕁麻疹

対象

令和8年(2026年)4月1日以降に、妊娠28週0日から36週6日の間にある妊婦
※予診票は、母子健康手帳交付時にお渡しします。

接種回数

妊娠ごとに1回

接種スケジュール

  • 28週から31週の接種が最も有効性が高いと示されています。
  • 接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないことから、14日前までに接種を完了させることが望ましいとされています。

持ち物

  1. 母子健康手帳(胎児のもの)
  2. 予診票
  3. マイナ保険証など(住所・年齢などを確認できるもの)

RSウイルス母子免疫ワクチン個別接種医療機関一覧

一覧に記載のない医療機関で接種をする場合には、「事前の申請」が必要となります。
事前の申請は、「県内他市町での接種」と「県外での接種」で申請方法が異なりますので、下記をご確認ください。

相談窓口

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